clamavアップデート
clamavを0.96.1にアップデートしたら、日次のclamscanがCPUを思い切り使った状態のまま、1日経っても終わらなくなった。
旧バージョンでは検査がぞんざいだった…とかよりも疑うべきなのはアップデートの方法かもしれない。
私としてはmake installでclamdのリスタートまでしてくれると思っていたが(未確認)、念のため自分で再起動かけて、手動でclamscanをかけてみたら、/sys/のところでやたらとエラー出したあげくやっぱり戻ってこない。/sys/のエラーはわからんでもないが、旧バージョンでは特に何もしなくても抜けていたけどねえ。
試しに/sys/を除外してclamscanをかけたら無事終了。というわけで/root/clamscan.exclusiveをメンテする。やれやれ。
これはもしかして、/sys/を除外するのがあまりに一般的(少なくとも見つけた限りのネットの解説の設定例では)なものだから、無制限の状態でのテストを端折ったのかもしれない。というか、私がアップデートして動かしていること自体が、Fedora8と10でのテストだったりして(笑)。だとしたら、いつまでたってもrpmがアップデートされない理由も理解できる。
いややっぱりこちらのアップデートでヘボい見落としをしている可能性もまだある(笑)。
しかし今回は、cron.daily/で他にバックアップとかいろいろやっていたから、本来届くべきメールが届かないことで気づいたが、もしcron.dailyがclamscanの他、通常ではテキストを出さないタイプだったりしたら、気づかない可能性が高い。
そもそもソースからインストールするような人なら、アップデートしたらマニュアルでclamscanを試してみるのが常識なんかな。