あちこち大掃除
といっても、私が登場する頃にはたいてい片付いていて、残っているのは力仕事とか、アンテナが曲がったとか、コンロの火がつかんとかいうのぐらいしか出番がないが、しかしガスコンロってどうしてみんな自力で点火する圧電タイプを選ばないのか!? そんなめちゃくちゃ力がいるわけでもないのに。
マイクロスイッチで点火するタイプは、電池が切れたたけでどうしようもなくなる。いや電池なら比較的簡単に交換できるが、マイクロスイッチがへたって通電しないとなったら、パネルから開けて手当てするしかない。
で、パネル開けてみたら、パネルの内側の汚れ具合が家人の許容限度を超えていたようで、大掃除の延長戦が始まる。やはりパネルを開けんといかんコンロはダメだ(!?)
でもこの手の生活家電って1世代で別物になっているもんなので、今のやつだとマイクロスイッチとは別の手段で点火できているようになっているのかもしれない。ただ自信を持って言えるが、最新鋭がどれだけ進歩しても、ガスコンロが生き残る限り、圧電タイプも生き残ると思う。シンプルイズざベスト。
今年はなかなか思いどおりにいかずに成果が出せんかったが、そのおかげでいろいろ考える機会を得て気づいたり、過去どんな時に最大の力が出せたのかを思い出したりできた。
大昔に大失敗して以来、後輩を指導したり世話を焼いたりする機会があるたび、自分自身の面倒さえ満足に見られん人間が、他人の面倒を見られるのか? で悩んでいたけど、自分だろうと他人だろうと、完璧に面倒見ようなんて心の片隅でも考えること自体が傲慢だということに最近気づいた。というか、ヘタに自分ならできるはずと思っていたぶん、余計に回り道をするハメになったのかもしれない。
来年以降にうまく活かして、今年1年が無駄でなかった、と言えるようになりたいものである。