今年最後の…
前回の第二次古紙処分作戦以来のお気に入りであるハイゼットワゴンを10時間借りて、第三次古紙処分作戦決行。ちなみに非商用車の方は一番でかいワンボックスを除いて売り切れだったのは、時節柄さすがである。
今回は3ヶ月かけて(ずっとではない)電子化した文庫本メインと…試験的にハードバックを1束ぶん解体して、いつもの南京都グリーンセンターに持ち込む。
果たしてハードバックの表紙は捨てられるのか? 現場で確認したら、あっさりOKが出た。といっても、中身だけまとめた方が、再生紙のグレードは上がるはずなんだけど。でもって、持ち込んだハードバックは、解体したやつを見た目それっぽく復元しただけであって、実は断裁した中身だけまとめることは極めてたやすい。
でもこの工場って、カテゴリが段ボールと新聞紙と雑誌しかないから、結局雑紙(雑紙?)扱いで処分するしかないけどね。
そして空いたスペースに、ひみつ基地からガラクタの山を引き取って展開。軽ワゴンのカーゴルームに段ボール2段で全体の半分。所要時間は古紙の処分も含めてまだ2時間ちょいということで、がんばれば今日中に全部引き取るのも不可能ではなかったが、分類するのは全部どころか半分も今日中ではムリなので、まあ慌てず半分ずつ片付けていくことにしよう。
余った時間で買い物に繰り出す…つもりだったが、今日が高校駅伝だということを失念していた。おそるおそる西大路を北上していったら、ちょうど女子が西大路を帰ってくるタイミングで、五条から千本北大路までの逆向きが全部青信号というものすごい、というか逆にコワい体験をした。よく考えたら、流れていたのは西大路北行だけで、西から西大路に入ろうとするクルマは、駅伝が通りすぎるまで動けなかったんじゃ…(^^; そういう私も、暫時中心方向に曲がれずに、結局千本北大路まで市街外周部を流された。ちょっと流れすぎ(笑)。
さて、今回の第一目標は『冨田屋』で扱っている絹無地のショールである。このお店、元は呉服商だったのが、今は観光(町家見学)がメインになっている。ただ西陣だの縮緬だのの展示即売も一応扱っている。着物一式は論外として、ショールについては、前回見学時に手頃なプレゼントと目星をつけていた。クリスマスプレゼント? いやいやクリスマスプレゼントが必要な人間は、クリスマス当日に軽ワゴン借りてガラクタ運んだりはしない(笑)。
ここで気がかりだったのが「いきなりやって来て、ショールだけ売ってくれるか?」「最悪見学する必要があるとしても、飛び込みで見学できるか?」であったが、結論を言えば「飛び込みで見学OK」だった。交渉次第では見学無しでショールだけ買って帰れたかもしれないが、まあ昼間の見学は初めてだったし、男子駅伝が北の方に行ってしまうまで時間を潰す必要があったので、おとなしく基本料金の1050円支払って上がり込む。もっとも、飛び込みでも一人で見学にやってくる例はあまりないに違いない。あと、着付けとかお茶席とか、オプション込みの場合は、さすがに要予約だと思う。
クリスマスと駅伝で、失礼ながら開店休業かと思っていたが、午前中に団体さんが来ていたらしい。しかし私が到着した時点では内部は無人&節電モードで、もし営業時間と「お気軽にお入りください」を書いた張り紙がなかったら「完全予約制」ということにして撤収していたに違いない(^^;
何はともあれ無事購入成功。私が記憶していたよりも半分ほど安かったので、いっそのこと2枚買っておく事も考えたが、聞いた話、ひな祭りとかのイベント発生時に見学するともっと楽しいとのことで、必要ならばまたやってくると約して、今回は1枚のみとする。
蛇足だが、冨田屋について上記ややこしいことを心配したため、あわよくば似たような性格の品はないものかと、実は先に近所の『西陣織会館』に入ってみたところ…、ここって完全に外国人向けのお土産屋になってしまっているような気がする(汗)。実際入館者の大半は外国人、それもシルクロードのはじまりだったはずの国の人。着物や反物はともかく、手頃な値段の小物類は、西陣ということを差し引いても、妙に人目を引く派手な色合いの物が多かったように思えたのは気のせいか。
なんにせよ、今回の私のニーズは典型的な西陣にはなかったので、申しわけないがさっさと退散した次第。