玄箱X4巨大化!?
電源ユニットがリタイヤした事務所の玄箱X4について、ポートマルチプライヤ自体はFDD型4ピン給電のため、普通のATX電源ユニットをいじって(前面スイッチでOn/Offできるようにして)代用しようとしたが、むき出しのPSUから箱前面の扉を開けて電源を取るという不格好さに当局からクレームがついた(^^; こういう場合、情報機器にありがちな『電源内蔵』といううたい文句はアダになりうる。ACアダプタなら、もし壊れても同定格品を買ってきて交換すればすむのに(←ホントはダメです)。
それならばということで、もはや用のない背面の100V3Pコネクタを外して、その穴から(とても苦労して)マザーボード用20ピンとストレージラインを通してみせた。これで前面扉を開けずに使えるようになった…けど、格好じゃなくてイレギュラーな使い方をしているのが問題なんだって。ごもっともです。
それにしても、電気なんて本来見えないはずなのに、どうして私の作品だけ一発で不正がバレるのか? 熟考の末、やはりPSUを裸で動かしていたせいではないかと結論。PSUを玄箱に入れるのが難しい以上、玄箱をPSUに合わせて大きくするしかない。
というわけで、玄箱からポートマルチプライヤの基板のみ取り出し、残りを板金リサイクルと基板リサイクルに出す。そして、廃品同様のPCケースに基板とPSUと通気ファンを仕込んでリニューアル化!?工事完了。これでちょっと見には、ちょっと古い自作PCが動いているようにしか見えないはずだ(そうか?)。
ところで、基板にはSATAコネクタが5個あったが、本当に5台繋がるのか、ダミーなのか、グラディウスⅡのオプションのように一杯まで取ると嬉しからざることが起こるのか、これは確かめなければならない。すくなくとも5台セットできるスペースは、ある。
いずれにせよ、これでファイルサーバにすくなくとも8TBは増設できるようになった。あとはアクセスランプを外から見えるようにするのと、eSATAがケース内部から外に直接出ているのをなんとかすることだ。
ちなみに『裸族の二世帯住宅』も同様に給電ユニットが壊れたが、2台クラスなら『内蔵ドライブ用ACアダプタ』がたいてい2000mA定格で、好都合なことに必要な給電プラグがPATA型4ピン1個でいいのでずっと簡単だ。
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