RPGの重大な落とし穴
またひとつ、おそろしいことに気がついた。
少なくとも私周辺のマネージャは「功績を立てた人間を昇進させる」ではなく「任せるに足る人間に仕事を任せて、それに見合う地位につける」という考え方らしい。
それに気づかなかったのは、私がこれまで読んだりしてきた伝記やらフィクション、なかんずくRPGソフト(^^; のことごとくが、主人公の出世の過程が表面的には前者だったせい、かもしれない。この偏りについてはちょっと考察の余地があるかもしれない。
それはともかく、先人の創作物で有益と思った事例を抽象化して、自分の環境で実践することは、人間の素晴らしい能力のひとつだと思うが、ひとつ間違うと不本意な結果になりうる、というのがおそろしいと称した所以である。もう少しビジネス書のたぐいも読んでおいた方がよかったかも!?
というわけで、当面のスローガンは「脱RPG的思考」に決定。もちろん、前者のシステムが生きている組織も実在するので(場合によっては『実績=所属日数』なんて所もあったりして!?)、どこかの組織に所属した場合は、まず一歩下がって、どちらかを見極めることを勧めたい。
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