ごまめの遠足。

個人的なお気に入りの場所・ツボにはまった場所を紹介

  • 過去のひみつ基地
  • GPSのデータについて
  • 旧・バーチャロン関連は工事中

計算機とか

うちのTAW4最新版のこと

3/9にTMPGEnc Authoring Works 4の最新アップデータ(Ver.4.1.0.47)が公開されたが、とりあえずうちのWin7(x64)では、BDのISOイメージ作成がイマイチになってしまった。

あるいは、BDに直接焼くのは問題ないのかもしれないが、Win7+BDドライブ導入以降は『ISOイメージ作成』→OS標準の『ディスク書き込み』を『確認』つきで実行、というのが鉄板になっているのだ。

さて、ここでISOイメージ作成を行うと、8GBあるはずの主記憶がみるみる使われていって95%以上に達したり、そのページングの影響か、前バージョンなら19GB程度のISOイメージ作成で10分かからなかった作業に30分以上かかったり、さらにはなぜか23GBとかに膨れあがったりして閉口する。

で、ここから先は、結果的にはTAW4には無関係だったが、こうやって作成したISOイメージをマウントしても、実際に焼いたBDを放り込んでも、PowerDVD10ってば「対応しない形式です」とか言って沈黙をはじめたのでいよいよ慌てた次第。

結局最後の件は、DaemonTools Liteを最新(4.40.2)にしたせいと判明、アンインストールしたら再生は復活した。今回に限らず、原因が2個あると全容解明が倍ではすまなくなるので困る。というか、まさかリアルBDドライブにまで影響するとは(汗)。

で、回復したら19GBでも23GBでもちゃんと再生できる。再生できればどっちでもいいような気もするが、このまま続けると、本来一層BDに焼けるはずのデータが焼けなくなる可能性がある。ここはやはり、TAW4も、ひとつ前のバージョンに戻して様子を見るべきではなかろうか。

前バージョンに戻したら、同じISOイメージ作成が、やっぱり10分以内で完了できる。メモリ使用率も33%で頭を打つ。ひとまずはめでたい。

更新履歴を見たら、最新バージョンでは、まさにディスクライティングツールを修正したらしい。次バージョンに期待だ。

ただ、もう1週間以上たっているだけに、こういうことがあれば既にネットで有名になっているような気もするので、あるいはうちだけの現象なのかもしれない。DaemonTools Liteも、問題のバージョンで何事もなく動いている環境もあるみたい??

ちなみにうちの環境は、RAID1セットをC:\usrにマウントしている。当然、録画なんてのは壊れたら替えのきかないデータなので、一連のデータはRAID1の中で運用している。参考まで。

2011/03/18 23:05 | カテゴリー:ビデオ録画とか, 計算機とか | コメント(0)

3276.8mm一発プリントを攻略する

連続印刷で長尺印刷を実現する方法は既に確立したので、あまり意味はないかもしれないが、WordやExcelでは実質的に一発で印刷する以外に手段が見当たらないので、先日紹介したリンクの記事を元に、PX-5600向けにフォローする。ついでに他のアプリケーションもフォローする。

結論から言えば、いずれも結果的にPX-5600のユーザ定義サイズの上限(長さ3276.8mm)を超える印刷はできていないので、もしそれ以上の印刷が必要な場合は、やっぱり「長尺モードで逐次印刷」する以外の手段が見当たらないのが現状。

ただし、うち以外の環境(プリンタも含めて)だと、用紙サイズの上限とか余白とか、このとおりになる保証がないことをお断りしておく。テスト環境は先日の実験時と同じ。

さて、今回の一連の実験はプレビューまでで良否がわかる(プリンタを動かす必要がない)ため、先日の実験と違って時間帯を選ばずできるのが強みだ。ただしプリンタはオンラインにしておかないとプレビュアが起動しないのは、今回の実験から見たら減点だ(^^;

なお、印刷設定でいう『ロール紙』と『ロール紙長尺モード』の違いが結局わからない。印刷設定の表現に従えば『ロール紙』設定でバナーシートを印刷するのは『長尺印刷』ではないと主張しているようにみえるが、一般には単に「いつもより長い用紙」が『長尺』とみなされているようだ。

一方で私は「連続で印刷すると前後をひっつけてくれる」のが、印刷設定でいう『長尺モード』だと思っていたが、先日の実験で『非長尺モード』でも(たぶん)ひっつくことが証明されたので、この推測もハズレだった。

そこで、先日の「A3ノビ長を連続印刷する」のと、今回の「完成サイズを一発で印刷する」試みとを区別するために、ここでは以後、前者を『逐次長尺(またはバナー)印刷』、後者を『単票長尺(バナー)印刷』と呼び分けることにする。当然、たぶん一般には通用しない言葉なので注意。というか、私の知らないところでちゃんとした用語が確立していたりして!?

Word2007で単票バナー印刷

ページサイズの上限が558.7mmだったので、3276.8mmに出そうとすると、1:6スケール以下で作成せざるを得ない。今回はわかりやすく、1:10スケールで作業する。解像度も10分の1になってしまうかもしれないが、通常の文書より10倍以上離れて見るなら問題ない、と思う。

ということで、Wordでページサイズを横327.68mm、縦21mmに設定する(目標がA4幅ロール紙の場合)。

この状態で設定できる最小の余白は、長尺方向3×2mm、直角方向3mmなので、実質的な印刷範囲は3216.8x180mm。まあ実用には堪えるか!?

これを10倍に拡大してプレビュー。まずは軽く成功。

Excel2007で単票バナー印刷

ページサイズは、プリンタドライバに登録されている用紙サイズのいずれかしか選べない。そこでまず、3276.8x210mmの『A4ロールMAX』をユーザ定義用紙として登録して、Excelから選ぶ。実戦では、3276.8mmではなくそれ以下の出力したい長さで定義することになるであろう。

文字の大きさを手入力で400ポイントとかにすると、Excelのプレビュー・プリンタドライバのプレビューとも、一応所期の結果は出てくる。実際にプリントできるかどうかは不明だが、Illustratorでダメだった時のことを考えれば、ドライバからのプレビューがOKということから期待できそうに思われる。

もしこれが本当に印刷できたら、Excelの普及率も勘案すると、3メートル程度の長尺印刷を単発で印刷することに限れば最強のアプリケーションと言えるかもしれない。

PowerPoint2007で単票バナー印刷

20.32×2.54cmの『バナー』があらかじめ登録されている(PowerPointはセンチ単位)。これを使って『用紙サイズに合わせて印刷』してくれ、という意図らしいが、ここではあえて限界に挑む。

まずはExcelの時と同様に、希望の長さの長尺紙を登録しておく。

ページサイズの上限が142.22cmなので、1:4スケールの81.92×5.25cmのスライドを作成する。んで印刷設定で400%に拡大してプレビュー(&印刷)。もっとも『用紙サイズに合わせて印刷』するなら、人間が計算しやすいスケールにする必要はない。

PhotoshopElement10で単票バナー印刷

とりあえず3276.8x210mm・300dpi・カラーの設定でページが作成しようとすると、警告が出て長辺を2540mmに修正される。180dpiにすれば作成可能。

で、印刷しようとすると「このサイズの画像は220dpi以下で印刷される」みたいな警告が出るが、元々180dpiなので余計なお世話だ。

試しに上記のサイズで設定できる最高の解像度を調べたら『232.543dpi』だった。まあ、用途を考えれば180dpiでも充分に許せる範囲であろう。

IllustratorCS4で単票バナー印刷

はじめから3276.8x210mmのRGB300dpi原稿が作成できるが、再三指摘しているように、印刷まで成功するとは限らない。

PSEでいいヒントをもらったのでいろいろ試す。

解像度を落とすとどうなる?

PSEのように、解像度を落とせば印刷できる可能性が高い。とりあえず3276.8mmx210mmのページを、ラスタライズ効果『標準(150dpi)』で作ってみた。

結果は見事プレビュー成功。

4分の1スケールで作って、400%拡大するとどうなる?

819.2mmx52.5mmのページを、ラスタライズ効果『高解像度(300dpi)』で作ってみた。

これを400%拡大(または「用紙サイズに合わせる」)してプレビューをかけると、こちらも成功。まあ実質75dpiだからねえ。

ただし、Illustratorの場合、印刷用紙選択や拡大率の指定は、アプリケーション側の印刷メニューで行った方がよい。プリンタドライバ側で設定しても、アプリケーションの印刷メニューのプレビュー画面には反映しないので注意。最終的には、ドライバのプレビューで確認できるけど。

旅の終わり

まだやり残している課題はあるかもしれないが、どう工夫しても『単票長尺印刷』に一定の長さ制限があることは確かそうなので、いわゆる『逐次印刷方式』で長尺印刷が実現できる以上、一発印刷にはそれほど思い入れが生じない。

というわけで、長尺印刷の探検は本記事をもってひとくぎり。私自身が長尺印刷をやる予定は当面ないけど、誰かの役に立てば幸いである。

申し上げるまでもないが、こちらの環境でできたことが、他の環境でできるとは限らないし、できなかった時の責任は負いかねる。印刷の前には、面倒でもドライバの『プレビュー』で、うまく印刷できそうかどうか確かめていただきたい。

2011/03/16 13:46 | カテゴリー:計算機とか | コメント(0)

無制限長尺印刷@PX-5600

PX-5600での長尺印刷について、調査結果をまとめた。まずは下記の実験の結果に長さなどを書き込んで、ドキュメントスキャナで読み込んだ(こちらも長尺モード)ものを示す。

出力結果

『用紙節約モード』ON/OFFの差


『非長尺モード』の実験と『実戦モード』

テスト環境

OS
Windows 7 Professional(x64) SP1
使用アプリ
Adobe Illustrator CS4
ドライバ
PX-5600 Version 6.61

なお、各実験でロール紙の上下半分ずつを使っているのは、ユーザレベルで『ロール紙節約モード』をONにしたから(笑)。

また、今回はA4短辺幅のロール紙を使っているため、関係する数字がA4になっている。A3ノビのロール紙とかで追実験などされる場合は、数字を適宜読み替えること。

下準備

テストに先立ち、ユーザ定義用紙として、幅297mm高さ210mmの『A4ロール』と、幅198.5mm高さ210mmの『A5ロール』を作成しておく。

続いて、Illustratorで次の3つの文書を作る。

  1. 文書#1 : A4横(幅297mm、高さ210mm)で、隅から(10mm,10mm)を頂点にする、幅277mm高さ85mmの長方形。すなわちA4ロール紙を長手方向に等分した場合の各隅から(10mm,10mm)内側を頂点にした長方形
  2. 文書#2 : 文書#3の横幅だけ297mmにしたもの
  3. 文書#3 : A5縦(幅297mm、高さ210mm)で、文書1と同じ要領で描いた長方形(こちらは幅178.5mm高さ85mm)
文書その1
文書その2
文書その3(最後)

実際のテスト原稿ではニギヤカシで(!?)文字もつけているが、たぶん文字の有無で結果は変わらないと思う。どうでもいいけどフォントが『DC愛ラインW5』なのは、白抜きだとインクの消費が少ないと思ったから(笑)。

この状態では多分うまく印刷できない

なお、印刷にあたっては、プリンタの印刷設定で『ロール紙』系を選んだ場合、用紙が『A3ノビ』に強制的に切り替わることがある

このままいくと、Illustratorの印刷メニューで示されるとおり、A3ノビサイズの真ん中にレイアウトされて、イメージどおりの印刷ができなくなる可能性が高い。

ここはやはり、原稿と同じサイズになるように、先ほど作った『A4(A5)ロール』に選びなおすこと。定形サイズは選べなかった。

原稿と同じサイズの用紙にすれば、ほとんどピッタリの場所にレイアウトされるはずである(上下のフチがないことに注目)。ただ印刷設定で定義する用紙と、Illustratorで定義する原稿とで、どうもサイズが微妙に違うらしくて、微妙にオフセットがかかる。

オフセットが零にならないかもしれない

右図の環境では、原稿の方がわずかに大きいらしく、センタリングのためにマイナスのオフセットがかけられている。僅かな値だし、連続して印刷する全文書で同じ値なら理論上問題ないはずだが、不安な場合は、全部零に揃えてもよい。この場合、原稿はIllustratorのプレビュー画面上端、すなわち実際に印刷する際の後端に揃えられることになる。

余談となるが、単票紙への印刷の時は、プレビュー画面の上から印刷されるため、実際のプリンタからは上下逆さまになって出てくるが、ロール紙への印刷の場合、あくまでIllustratorのプレビュー画面ベースではあるが、画面下から、すなわち画面の向きどおりに出てくるらしい。念のため確認したが『180°回転』はチェックされていなかった。

あと気をつけるべき点として、A5Rの文書3では、用紙の向きに注意する必要がある。印刷設定の『ページ設定』で『横』を選んで、Illustratorのプレビューで画像が寝ていることを確認すること。

ただし、結論としては、連続印刷の途中で用紙サイズを変えない方がよいということになったので、たぶん今回限りの注意になるであろう^^;

A5Rでは『横』を設定するように
プリントイメージの向きが以前とと同じであること

実験1:『ロール紙長尺』のみ

印刷設定で『ロール紙 長尺モード』を選び、用紙は文書#1#2はあらかじめ定義した『A4ロール』、文書#3は『A5Rロール』を選ぶ。当然拡大縮小は指定しない。

『ロール紙節約』のチェックは外す
拡大縮小無効を確認

実際の印刷結果は、冒頭のJPEGを参照いただくとして、ここではドライバのプレビュー画面を示す。ウィンドウサイズを一定にできなかったので見苦しいかもしれないが、ご容赦いただきたい。


文書#1と#2の四角形の間が20mmだったことにいきなり驚く。これはつまり、両者の間に文書レベルで隙間がないことを意味する。

ということは、この設定で前後の端が連続する文書を印刷すると、ほとんど隙間のない、あるいは全く隙間のない長尺印刷ができるということかもしれない。この確認を実験4として実行することに決めた。

であれば、#2と#3の四角形の間は、計算上168.5mmとなるべきところ、どう測っても169mmだった。こちらは、本番では隙間が空いていたかもしれない。でも条件によってひっつく/ひっつかないが変わるとは考えにくいので、あるいはA5Rでオフセットを零にした時に、原稿が上端に揃って下端に隙間ができた、と推測する。

つまり、連続印刷で隙間なく印刷するには、最初から最後まで同じ原稿&用紙サイズ&オフセットで印刷する方がよいということであろう。

実験2:『ロール紙長尺』+『ロール紙節約』

実験1とは『ロール紙節約』をチェックする点のみ異なる。

『ロール紙節約』をチェックする

こちらでも、プレビュー画面を示す。プレビュー画面は、とりあえず左右方向の位置は実験1と同じように見えるが…、


この機能を使うと、たとえばWordとかでも1ページに巨大な文字を1文字ずつ書いて全ページ印刷すると、各ページの余白がうまく削られて、自然な長尺印刷が得られるものと、勝手に期待していたが大ハズレだった。

とりあえず、文書#1と#2の四角形の間が実験1よりも広がっていることに再度びっくり。『ロール紙節約』を選んでも、ある程度以上の余白が強制的に空けられるとしたら、残念ながら上記の方法では長尺印刷は難しいことになる。

他方、文書#2と#3の間が、実験1に較べて狭くなったことから、ある程度以上の余白については削ってくれることがわかった。このあたりには何らかの法則性があるような気もするが、実験1の方法でできるメドが立ってしまった以上、もはや追求する気は起こらない^^;

ただし、末尾がわずかに余った場合は、わざわざそれ用に短いユーザ定義用紙を用意するとオフセットがずれる恐れがあるので、これまでと同じサイズの用紙を使ったうえで『ロール紙節約』にチェックする、というのが、おそらくメーカーの想定する正しい使い方ではなかろうか、と思う。

あるいは『ロール紙節約』=「印刷後のフィードを抑える」とも予想したが、実験1の項で述べたように、印刷後はフィード自体しないため、まったくの的外れなのであった。

実験3:『ロール紙(単票)』のみ

ある意味、この結果に最も驚いた。このモードではてっきり「1ページ印刷するたびに、その下端が覗くまでいちいちフィードする」と予想していたのが『ロール紙長尺』と全く変わらなかったのである。それこそ最後のカットラインまでの長さに至るまで。

ドライバのプレビュー画面も、今度は上下も含めて実験1に完全に一致しているため、アップロードはしない。あしからず。

ってことは『ロール紙』と『ロール紙長尺』の違いって、2番目のチェックボックスが『ページ枠線印刷』になるか『ロール紙節約』になるかの違いしかない、のかもしれない。

実験4: 本当に長尺印刷はできるか!?

これを3回に分けて印刷する

実験1の設定で、本番を想定して、本当に途切れなく長尺印刷できるかどうかを確認する。

その手順は…

  1. ドライバの設定を『ロール紙長尺』にする
  2. 『ロール紙節約』のチェックを外す
  3. A4横に、今度は長方形を省いた文字を書く(ただし下半分に)
  4. 1回目印刷
  5. オブジェクトを、左に297mmずらす
  6. 2回目印刷(今回は、境界をわかりやすくするため色を変えた)
  7. オブジェクトを、左に297mmずらす
  8. 『ロール紙節約』のチェックを入れる
  9. 3回目印刷(2回目と同様、色を変えた)

で、見事に繋がって出てきた。これは使える!!

ポイントは、オブジェクトを、うまく用紙長分だけ移動するところ。スマートガイドを利用するのも手だが、移動コマンドで直接数値入力が最も確実であろう。

こちらも一応ドライバのプレビュー画面を示す。


まとめ

Illustratorで理論上無限長の長尺印刷を実現するには、

  • ロール紙幅×483mm(=A3ノビ長辺)のユーザー定義用紙を作る
  • Illustratorで、↑と同じサイズの原稿を作る
  • 遠慮なくはみ出したデータを作る
  • 『ロール紙長尺モード』で『↑で作成したユーザー定義用紙』に印刷→483mmずらす、を、終端に達するまで繰り返す
  • 終端の印刷に限り『ロール紙節約』のチェックをつけた方がよい

実験と異なり、原稿の長さがA3ノビなのは、やっぱり繰り返しの回数が少ない方が手順上有利だから。

あと、通常きちんと接合するとはいえ、やっぱり接合回数は少ないに越したことはない。ただし、あまり欲張って長くしすぎると、先日の例のように途中から白紙になるおそれもあるので、まあA3ノビサイズまでならメーカーも手厚くチェックしているだろう、という程度の根拠である。

他アプリケーションでは

PowerPointは、数値入力でオブジェクトを移動できるので、きっちり連続した原稿が作れる可能性が高い。ただし、絶対座標での入力しかないみたいなので、座標についてはこちらで計算してやる必要がありそうだ。あとは、予想もしない落とし穴でもない限りは、Illustratorと同様の長尺印刷はできるのでないかと思う。私はもはや試す気力がないので情報求む。

Photoshop系は…オブジェクトかレイヤを「きっちり1ページ分移動する」方法ってあったっけ? 私が知っている限り『情報』ウィンドウとにらめっこしながらドラッグで移動する方法しかなさそうだ。仮にピクセル単位で正確に1ページ分ずらせても、プリントしてみたら微妙に合わないかもしれない。まあ長尺なりに離れて見たら、まず判らんだろうけど。

2011/03/11 01:33 | カテゴリー:計算機とか | コメント(0)

自炊大作戦!!

というわけで、雑多な書籍(下世話では雑誌というらしい)を処分するにあたって、電子化を試みることにした。

他の人なら別の考え方を持っているかもしれないが、私に言わせれば、プレミアとか言って周りにつけられる価値の高低とは無関係に、私がここまでやってこられたのに多少なりとも寄与してくれた記念品(にしては結構嵩張る)なので、ある意味賞状や勲章の類よりも大事かもしれない。おいそれとは扱えないのだ。

非破壊的な電子化の方法を検討する、と称してずっと無為に過ごしている間に、いつのまにか世間では『個人で裁断』という手段が堂々と選択肢に含まれるようになった。どっちみちスキャンしたら原本も持ち続けるか、原本を破棄するか、原本を譲渡するならスキャンイメージも処分するかしないと後ろ暗いことになるので、いったん電子化すると決心した以上、バラすのも吝かでない。

ということで、色々考えた結果、定番のPLUS PK-513LとScanSnapS1500を購入。

裁断については、業者に持ち込んで機材を使わせてもらうコスト(金銭/労力両面の)よりも、機材の初期&ランニングコストが有利と判断したもの(←何冊あるんじゃ!?)。ただし、将来作戦が完了した後の、10kg超の機材の処遇については計算していない(^^;

スキャンについては、まあ職場の、個人ではちょっと買えない複合機が使えたらベストであろうが、電力以外の消耗品は使わないとはいえ私物をスキャンするのは憚られるし、異常なくスキャンできたか職場のPCでチェックするのはさらに憚られる(いや内容が憚られるわけじゃないけど)。結局、職場のドキュメントフィーダは、リスクの方が大きいと判断したもの。

購入した以上、一宿一飯ならぬ一炊をノルマとしてぼちぼち進める。願わくば、S1500の駆動音が夜中でも問題なく使えるレベルでありますように。そういった意味では、読み取り速度の遅い機種の方が有利だったかもしれないが、そういうローエンドな機種はストック容量も少ないから、結局つきっきりの作業が必要なわけで、それなら高速にパパッとすませた方がいいのかな?

2011/03/07 22:24 | カテゴリー:計算機とか | コメント(0)

PX-5600長尺モード ついに決着!?

やっとIllustratorCS4で長尺印刷が攻略できた。データ取り自体は2時間もあればできるが、いかんせん隣家に迷惑をかけずに私とプリンタの両方が動かせる時間帯が限られるのだ。

一言で言えば、

『ロール紙』『ロール紙長尺モード』問わず、2つあるチェックボックスのいずれもチェックしなければ、きっちり『ページサイズ』の長さ分だけ進めて次の印刷を待つ。

という、ある意味ごく当たり前のこと。

この場合、対応するアプリケーションでは、送り方向の原稿の余白が零になるか、零にすることができる。つまり、単に前ページの後端と次ページの頭端が連続的に繋がった文書さえ用意できれば、理論上はロール紙の長さの限り、途切れずに印刷を続けられることになる。

とりあえずIllustratorで試してみたところ、一見してわからないほど綺麗に繋がってくれたので思わず感動したが、おそらくはメーカーはまさにそのように作っておきながら、公式のマニュアルに踏み込んだ説明を書いていないせいであろう(笑)。

とはいえ、実は「『長尺モード』の『ロール紙節約』のチェックが鍵になるであろう」と勝手に予想していたため、ここまでたどり着くのにかなり手間がかかったものである。

『ロール紙節約』は、用紙の後端の余白が広い時に勝手に送り長を抑えてくれる機能であって、決して「余白を消す」機能ではない。条件によっては、チェックを入れると次の文書との空隙が逆に広がることもある。

いずれにせよ、次の文書の印字位置がこちらで制御できなくなるため、続きがある状況ではチェックしないことを強く薦める。逆に、長尺の後端に限れば、チェックしておいた方がよさそうだ。

そして、以上の方法は、文字をページ境界にまたがらせることのできるアプリケーションを使うことが前提となる。IllustratorとかPhotoshopとかPowerPointとか。Word/Excelも、見栄えとか手間とかを度外視すれば、まあ不可能ではないと思う。

しかし『ロール紙(非長尺モード)』の結果が長尺モードと同じだったのはびっくりした。実験結果については、まとめられたらアップするかもしれない。とりあえず私はIllustratorで確実に長尺印刷ができたら満足。といっても、長尺印刷するような機会は当面なかったりして(笑)。

2011/03/07 01:30 | カテゴリー:計算機とか | コメント(0)

« 古い記事 新しい記事 »

  • 過去記事検索

  • カテゴリー

    • 写真
    • おさんぽ
    • 自転車
    • ハイキング
    • 計算機とか
    • Fedora
    • Windows
    • ビデオ録画とか
    • ゲーム
    • FS2004
    • FSX
    • ただの日記
  • 最近の投稿

    • 北湖一周とパター3本目
    • 猛省
    • サーバ入れ替え
    • 準カレー事件
    • 洗濯機排水ホース交換 ×2
    • BR-6500(F)
    • 白猪ノ氷瀑
    • 『ウォーキングマシン』HSM-T08D のこと
  • アーカイブ

    • 2014年10月
    • 2013年10月
    • 2013年9月
    • 2013年8月
    • 2013年2月
    • 2013年1月
    • 2012年12月
    • 2012年11月
    • 2012年10月
    • 2012年5月
    • 2012年3月
    • 2012年1月
    • 2011年12月
    • 2011年11月
    • 2011年10月
    • 2011年9月
    • 2011年8月
    • 2011年7月
    • 2011年6月
    • 2011年5月
    • 2011年4月
    • 2011年3月
    • 2011年2月
    • 2011年1月
    • 2010年12月
    • 2010年11月
    • 2010年10月
    • 2010年9月
    • 2010年8月
    • 2010年7月
    • 2010年6月
    • 2010年5月
    • 2010年4月
  • 2025年7月
    日 月 火 水 木 金 土
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
    « 10月    

* RSS FEED

※過去の記事は順次統合中です

Copyright © Master Keystone, 2001-2011