生駒山下調べ(3)
第2区はこちら。
第3区: 暗峠~額田駅[終]
暗峠からの縦走路は、心配とは裏腹に、きわめてはっきりと道ができている。それどころか、人通りが多すぎるのか、踏まれて踏まれて踏まれて踏まれまくった道は、非常にコシの強い粘土と化している。私的には、ここまで人の手(足?)が入った道はもはや山道とは言えない。スリッピーでもあるこの粘土には、ほとんど山を下りるまで悩まされた。
山頂までは約2kmだったけど、舗装区間での消耗がたたったのか、途中20分座り込む。しかし座り込んだところが、スカイラインのパノラマ駐車場(=展望台)のわずか30m手前だったのはマヌケだった。やっぱり初見の道は余分に消耗するのかもしれない。
どうにか遊園地の営業時間内に山頂に到達。柵で囲まれた三角点や「おりるまで~」の看板は健在だった。
帰りは、本来の予定だった生駒駅ではなく枚岡方面に向かう。せっかく営業時間に間に合ったので、ケーブルでさっさと帰ることもできたが、この時期に登ってきたからにはアジサイ園に是非とも寄らねば。
ということで、アジサイ園を通り抜けつつ写真を撮りまくる。
アジサイ園を抜けた後は、生駒縦走歩道から枚岡への下山路(摂河泉展望コース)との交差点を目指す。案内図によると立体交差らしいが、そんな物はなかなか見当たらない。もしかして摂河泉~が下を潜っていたのなら、見逃した可能性が高い。このまま暗峠まで戻されるのか? と不安になった頃に、ようやく立体交差に遭遇。わざわざ立体交差にしたのは、現在縦走歩道と呼ばれているこっちの道が、昔はクルマ専用道だったからかもしれん、と思いつつよじ登ったが、縦走歩道をまたいだところで、またがなくても素直に合流できる道があることを発見。無駄に登ってしまった(汗)。
スリッピーな粘土に閉口しつつ、額田山公園の上端に到着。ここで道は額田駅方面と枚岡駅方面に分かれるが、人通りのなさそうな額田駅方面を選択。粘土はもうイヤだ。
生駒山を甘く見て、いろいろ道草食ったおかげで、日没と競走するハメになりかなり飛ばしすぎた。どういうわけか、下りるのに1時間以上かかるというイメージがわかないのだ。どうにか明るいうちに駅にたどり着いたが、電車に乗っている間ずっとフラフラしていた。
まあ、コースの下調べはともかくとして、この時期だから見られるものがたくさん見られて、この日ムリしてやってきた値打ちはあったと思う。
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