生駒山再び
7月18日(日) 天気晴時々曇 愛猫会メンバー7人
今回は、梅雨時にリタイヤ続出したメンバーが再び集結して生駒だが、この時期に低山というか平地は無謀とも思える。3週間前でさえ結構しんどい目に遭って、おまけにカゼが完全には治ってないので、本日は平地区間はTシャツのうえ、SLRを装備から落とした軽装で参加。
第1区: →榁木峠
現地合流組が西大寺で待ってくれてりゃ3週間前の西ノ京発のコースを薦めるところだったが、予想どおり各停しか停まらない尼ヶ辻で待ってくれていたので(何分待ったの!?)、序盤に垂仁天皇陵方面に少し逸れた以外は、今回はR308をひたすらトレースするコースで進む。
富雄川手前の県道7号交差点までは、細かいアップダウンこそあるものの、新旧の民家に挟まれた郊外の道っぽい雰囲気だったが、R308はここから本性を顕す。そして矢田丘陵に入ってからは、第二阪奈を渡る付近を中心にみるみる道幅が狭くなり(エスケープルートがもうけられたほど)、ごく限られた範囲で有名な国道の片鱗を見せはじめる。
この道は、かつて都と外港(あるいは副都)を結ぶために設置管理された、いわば日本最古級の国道ともいえる歴史遺産だが、時の為政者が1000年後の未来を正確に予測できていたか、あるいはウマが四輪車と同じ程度の幅員だったなら、こんにち我々がこうやって物見高く歩きに来るようなこともなかったであろう。
矢田丘陵は、村井家住宅が登り区間の中間点。それを過ぎるとあっという間に矢田道との合流点に到着。ここから榁木峠までは、先日と同じコースである。7月の陽射しと舗装道の照り返しによって上下から暑い季候だが、この区間は上空まで樹林に覆われていて、かなり陽射しはしのげる。
榁木峠でお弁当を広げたが、やたらと蚊が寄ってきたのには閉口した。
第2区: →暗峠
R308は一応舗装道路につき、ここからは先日通ったダートの下山路を提案したが、特にもめることもなく、R308に決定する(オイ)。この区間は、狭いうえに尋常でない下り勾配で、本日で最も国道らしくない区間と思われる。少なくとも私は、ここは自転車で下りたくない。
下山路の中腹に足湯&自販機&公衆トイレを発見。というわけで、こちらはこちらで捨てがたいルートである。足湯は…もし南生駒駅ゴールだったら入っていたかもしれない。
竜田川を渡ると、国道は再び登りに転じる。相変わらずの炎天下だが、飲み水にだけは不自由しないのがこのコースの特徴であろう(有料だけど)。
ちょうど1時間、ひたすら歩いて、暗峠到達…直前にうまそうなソフトクリームを発見したので、全員1時間休憩。
第3区: →生駒駅
暗峠からは北に折れて生駒山頂を目指すが、ペースもわりと遅めだったのが幸いで、この最後の山道は、ごくありふれた高低差150mの山道だった。思うに3週間前の方がよっぽどへばっていたのかもしれないが、これだけ装備削ったら当然という話もある。
前回と比べて天気もまずまずで、スカイラインのパノラマ駐車場からは、大阪湾から大和三山まで見渡すことができた。
ということで、山頂遊園に到着。今回も17時ギリギリか、と思ったら、いつの間にか夜間営業期間に入っていたらしい。当然ケーブルカーも楽勝で動いている。年少組はここでケーブルカーで下山。年長組は、今回はゴールまで予定どおり。
ケーブルカーの途中駅は、なんか印象が変わったと思ったら、ついこないだ屋根を取っちゃったんだって。吊り下げ型の駅名標が直置きになっているが、特に気にする人はいないに違いない。
今回は、まじめに参道の石段をたどって生駒駅に到着。さすがに今日は汗かいた。