UltraSmooth Fine Paper
そうかフロントトレイはともかく、リアトレイが2つもあるのは、それぞれ別の厚さを受け持っとるわけだ。日頃オフィス設置のMFPのお世話になっている者としては、通常の給紙トレイと手差しトレイの違いって大量にストックできるか1枚単位でセットするかだと思っていたので、こういう分け方は思いつかなかった。もっとも、オフィスMFPでも特殊メディアは手差しのみ対応だったりするので、あながち脈絡がないとも言えんか。
それでリア手差しは用紙ガイドがA4短辺より寄せられないので、0.3~0.5mm厚はA4以上のみプリントできるといういうこと。まあ台紙貼ってさらに分厚くしてフロントからセットするという抜け道はあるけど。そんなことするぐらいならA4で刷ってから裁断すると思う。
そうそう0.5mmより厚い用紙はフロント手差しだが、取説見たら1.3mm厚限定らしい。つまり1.3mmを探してくるか、台紙に貼って1.3mmにするしかない。先日「ニセディスクトレイをでっち上げる」ようなことを書いたが、厚さが決まっているなら少し難易度は上がりそうだ。
待望の週末、やっとマット系用紙を買いに出かける。
とりあえず違いがわかるまでは純正ということで、修行用にフォトマット顔料専用のA4と、勝負用にUltraSmooth File PaperのA3ノビを京都駅前のカメラ屋で購入。ファインアートってA2とA3ノビの2種類しかないのね。おかげでA3かA3ノビかで悩まずにすんだが、せっかく仕事or甲子園用にA3のファイルとキャリーボックスを持っているのに、A3ノビ用を買い直さんといかんかな。
今回、風景屋、それも夜景やら冬景色やら、涼しそうな方が得意なくせに、ファインアートでも暖色系&人物向きとされるUltraSmoothにしたのは、ポートレートをプレゼントするなんていう、比較的マイナーな可能性を考えたから。
あと枚数がVelvetより5枚多かったのもポイントだったが、そのせいでもなかろうが、A3ノビにしては明らかに箱がでかい。Velvetと同じ箱ではダメだったのか!? 会計の人も袋詰めするのにえらい困って、結局巨大な紙袋が出てきた。私としては、地面や自分自身にこすったり風に吹かれて大暴れするような袋を提げるよりは、裸で抱えた方がはるかに楽なところだったが、買う時に言ったのに聞いてくれないので(その場でマイバッグに入れられるような小物ならともかく裸はマズいのかもしれない)、結局地下鉄の中でリパックした。巨大な袋が3分しか使われなかったのは非常に勿体ない。次に純正買う機会があって、箱のサイズが変わってなかったら考えるかな(笑)。
なんにせよ、これでマット系写真印刷の準備は整った。あとは好きになれるかどうか、というかマットが似合う写真が撮れるかどうかが次のハードル。こればっかりは印刷して勉強の繰り返しやろね。