国境スキー場
組合のスキーツアーに同行する。というか家族で参加していないのは私だけ(汗)。
申しわけ程度に写真を撮ってから、オフピステと称して乗鞍岳にプチ登山をする作戦で、夏季に登った時の軌跡をロードしたColoradoとワカンを持ち込む。
さすが私が動いただけあって、ゲレンデからてっぺんがはっきり見える絶好の天気ではあったが、こっそり抜け出そうとしているのを目ざとく見とがめられて、雪洞掘りの手伝いをさせられる。
まあ山頂のかわりに雪洞でストーブ使うのも乙なので、中で弁当が食える程度にでかい穴を掘る。さすがにこの規模は、計画者の想定を越えていたらしい。ということで、湖北の地にひみつ基地が完成(笑)。ただし、私の基準では、人工の基地はポイントは高くない(←なにそれ)
本日の弁当は、梅じゃこ(出来合い)入り玉子雑炊。たいしてうまくもないはずだが、やはり外で食べると格別、というのは私に限った話ではないとみえて、ちびっこ軍団に半分食われた(汗)。
しかし、ガキんちょってばどうして雪洞と見たら、中に入らずに屋根に登ろうとするかね。結局2時間かかった雪洞が、30分で屋根を抜かれてしまった。
まあ屋根の強度を過信していた過失もあるし、そもそも生き延びるための雪洞で屋根の強度は想定しないし、単純に落ちて大ケガとか、雑炊に落ちて大火傷とか、人が入っているところに落ちて大ケガとかいう可能性もあっただけに、がっかりしてはいられない。
まあ、ゲレンデに来たからには滑るのが本分ではあるが、こういう機会に遊びでいいから雪洞(それも実用第一の)を掘る練習をさせ、単純に外にいるよりも格段に凌ぎやすいことを身をもってわからせる、ということを子供時代に経験させておけば、将来万が一の状況に放り出された時に役に立つのではないか、と思うものである。
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