ごまめの遠足。

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2011年3月

洗濯機 2度目の故障

昨年8月から9月にかけて手を煩わされた洗濯機、今度は電源ボタンが反応しなくなった。

例によってコンパネを分解してみたら、果たして電源に繋がるダイオードの順方向がkΩ単位(一応振れてはいる)。正確には、ダイオードの両側のパターンの間を測ったものなので、ダイオード自体がへたっているのか(へたって導通がなくなるのかは知らん)、パターンとの接触がうまくなくなったのかは不明。肝腎のダイオードは、デザインカッターで引っぺがした際に吹っ飛んで行方不明^^;

ただ電源が入らないだけに、今回は根本的な故障も考えられた。といっても、このままほっといてもどうしようもないので、問題のダイオードを、たまたま持ち合わせていた順方向30Ωと交換したらあっさり回復した。

例によってコンダクティブペンが大活躍。作業自体はあっという間だったが、復活が土曜夜までずれ込んだのは、ホットボンドを発掘するのに手間がかかったから^^;

しかし夏に5個セットで買ったはずの面実装ダイオードの残りが出てこない(先人曰く「必要な時に見つからない」)。しかたなく今回はアキシャル形をムリヤリ面実装したもの。こんな適当な仕事は、おそらくプロではできない。

なんにせよ、今回もコンパネのみの不具合だったようで助かった。寒さでパターンが縮んで!?ダイオードとの接点がなくなった、といったところであろう。もとよりいつ修理不能な故障が来てもおかしくはないと覚悟はしているが、それでもアジトが片付くまでは、配達やら設置工事やら旧機引き取りやらを要するイベントは発生しないでくれたら嬉しい。

2011/03/27 00:18 | カテゴリー:ただの日記 | コメント(1)

OMGファイル

ATRAC3(plus)って、ぶっちゃけ『ウォークマンでのギャップレス再生用』以上の意義は知らない。

PCで、もうちょっとコンパクトで鬱陶しくないプレイヤーなり、CODECなり提供していただけたら考えるかもしれないが、それはともかく、仕様レベルでギャップレス再生を実現しているのは、身近なところではATRACシリーズだけらしい。

逆に言えば、たとえばmoraで購入した、本来ギャップレス再生のはずの楽曲データに、既に微量のギャップが入っていて(xアプリでギャップレス再生できないのでギャップが入っているのだろう)、一旦wavに展開して編集する必要があるとしたら…!?

これだとあえてATRAC(mora)を指名買いするメリットはないことになる。仮にATRAC3の136kがサイズのわりに優秀でも、iTunesAACの256kより高音質とは考えにくい。

ネットで見ても、数年前から最近に至るまで情報が錯綜しているため、そのまま参考にするのは難しい。

「これからはAAC」とかいう話に乗せられて、あとケータイがこれしか再生できないせいで、片っ端からiTunesで取り込んでもみたが、新しすぎるせいか、Windowsのプレイヤーではいつまでたってもギャップレスで再生してくれない。環境のせいかとも思ったが、lame-mp3でならちゃんと再生する以上、アプリケーションレベルでどうにかすべき問題であり、そして手が打たれていないと考えざるをえない。

あと、高ビットレートなら(特に低ビットレート向けに最適化されていない?)mp3の方がやっぱり有利という説も散見される。

結局AAC(というかiTunesのAAC)って「821SH(ケータイ電話!)で再生できる」以上の意義は見いだせないのが現状。

んでまあ、楽曲によってはPC用に高ビットレートmp3、Walkman用にATRAC3Plus、ケータイ用にiTunesのAACと、三重に持ってなければいけなかったりする。iPod系プレイヤーを頑迷に無視し続けている人間としては『12時間以上動かせるモバイルPC』というのが最もスマートな解かもしれない!?

結局 "lame -V0 -q0 -mj" (-q0と-mjは自動設定かも)が基本かもしれん。

ビットレートの低い非mp3を再変換する時は、-V2ぐらいで。

なお、CD2WAV32.exeから呼び出す形で、市販のオーディオCDから直接mp3を作るのは上記でよかったが、iTunesやx-アプリで作成したオーディオCD、あるいはwavファイルからmkisofsで作ったオーディオCDは、CD2WAV32に通してもわずかに空隙が入ってしまう。

いずれにしても、ダウンロードした楽曲については、一旦それぞれのアプリからオーディオCDを作って、そこからwavを吸い出さないと確認は難しい。

で、先に述べたとおりに果たして40ミリ秒程度の空隙が入っていたりする。m4aあるいはomgの段階で既に入っているのか、CDに焼いた時点で入るのかはわからないが、CDから取り込んだomgは大丈夫なのに、購入したomgをxアプリで再生したら空隙が入るので、とりあえずデータの段階で入っている可能性が高い。いずれにしても同一陣営で仕切っている以上は、きちっとした楽曲データorオーディオCDを提供する責任は免れない、はずなんだけど。

iTunesはm4aのギャップレス再生ができたためしがないので、どちらなのかは依然として不明(PC上ではギャップが入るけど、iPodに放り込んだらギャップレスになる可能性はある)。いずれにせよ、楽曲のオンライン販売は、まだまだ改善の余地があると思う。

とりあえず、せっかく専用アプリで販売とかを管理しているのだから、ダウンロードできなかったトラックについては自動的にフィードバックが送られて修理するといったフォローが欲しい。それともiTunesってタナ貸ししているだけで、店子が壊れたデータを上げてようが関知しないことになっているのだろうか?

まあ最悪、焼いたCDからwavで取り出して、空隙の部分を削除してlameすればいいのだが、wavの仕様上、せっかく空隙を取り除いたのにまた空隙が入ってしまう可能性が高い。この場合は、--nogapスイッチをつけて一括でエンコードする必要がある。またそのままでは、winampやエクスプローラでのトラック時間がおかしくなるため、--nogaptagsスイッチも併せてつけておかないといけない。まあV0なら実効帯域を少し損しても問題ないだろう。

結論としては、ギャップレスCDは現物を買えかもしれない!? 割高かもしれないが、ヘタにおかしなデータを掴まされると、いろいろ工夫する手間を時給換算した金額の方が高くつくおそれがある。あと当然ながら、音質は保証されるから。

しかし、聞いたところ、海外のウォークマンは事情あってATRACを外しているらしいが、だとするとどうやってギャップレス再生を実現しているのだろうか?

2011/03/22 23:14 | カテゴリー:計算機とか | コメント(0)

第二京阪おさんぽ(津田北町3→八幡上津屋)

いちご狩りの手伝いで精華町の観光農園に出かけたので、その帰り途は府道枚方山城線(r71)から枚方市に足を伸ばして、第二京阪の一般部を試してみた。

結論から言えば、道路のコンディションは予想どおり高いレベルにあるが、これも予想どおりアップダウンが相当にあるということで、やっぱり京阪の実用的な往来としては、府道京都守口線の代わりに使うにはちょっと厳しいかもしれない(トレーニングなら存分にやっていただきたい)。

とはいえ、このアップダウンのために景色に変化があって、高台では意外と見晴らしもあるので、登り坂さえある程度余裕で登れるならば、楽しい道かもしれない。


本日は広報係

精華町までは、今回は門限があるので、流れ橋までは先日開拓した第二京阪新木津川大橋でショートカット。予想外の向かい風に苦しんだが、今回リアキャリアを装備から削ったのが奏功したのか、なんとか時間内に、川西観光いちご園にたどり着く。

観光農園で広報作戦を実行後、いよいよr71にとりつく。泉橋方面から枚方へのショートカットということで、私も四輪車で通ったことはあったため、どの程度のアップダウンかはわかっていたが、ショートカットということは、特に工事用大型車もよく通るものである。

バイクと大型車の、抜け道を巡る不幸な三角関係はよく知られているが、特にr65と交叉して以降の登り坂はその典型と言えるかもしれない。ダンプに50cm未満の間隔で追い越された日には、いくら絶対に引っかけない確信を持った走りに感じられてもあまりいい気分ではない。

下りも下りで、そういう工事用車輛が多数通るせいか、ただでさえ狭い道の路肩に砂が積もっていたりして、ロードバイクでは下手に追越車輛を避けることもできない。とりあえず「これはコケるな」と覚悟したことが約1回あったので、r71西部区間については、少なくとも四輪車と同速度で走れないうちは、再び走りたくない道である。

何はともあれ、第二京阪との交差点(津田北町3)に到着。ここからは、京都大阪いずれに向かうにも、まず京阪奈丘陵を登らなければならない。

大坂方も登り坂
歩道と車道、どっちを走る?

ここでびっくりしたのが、一般道の車道と歩道が防音壁で仕切られていること。高速道路や高架橋ならわかるが、これでは四輪車や原付は好きなところから出入りできない。はじめから側道を含めた出入り口の設計がきっちりできたからこそと言えるかもしれない。

おかげで住宅地の環境は好適かもしれないが、バイクとしては、好きな時に車道と歩道を走り分けるのが難しそうだ。とはいえ、車道については路側帯も充分広いように見えるので、とりあえず登り坂で四輪車に迷惑をかける心配はなさそうだし、軽車輛通行禁止の標識もないようなので、バイクで走るのには支障はないように見える。

まあ、安全快適に走れるなら、歩道を走るのに吝かではないので、まずは歩道を試す。本当は、登り坂で一息つきたくなっても歩道に逃げられないのがイヤだったから(笑)。

さて歩道については、住宅地の生活道路も兼ねているようで、一般車道が専用道路とともにトンネルでぶち抜く丘陵をいちいち登っていく。車道でスローダウンするのを嫌って歩道を選んだものだが、もしかして車道を走っていたら、そもそもスローダウンしてなかったもしれない!? まあ景色を楽しむなら、トンネルよりも峠道である。

ところが、歩道の茶色をひたすら追いかけていったら、防球ネットを潜って、長尾東町の住宅地が終わるあたりで、住宅地方向に吸収されてしまう。どうやらこの茶色は、第二京阪を通過する人のためではなく、住宅地の住民に対するサービスだったようである。

ここから再び第二京阪に入るためには、スイッチバックする必要がある。あるいは知っている人なら、100mほど手前で側道を横断して『第二京阪の歩道』に直接入ることができるだろうが、初めて走る人がこれに気づくのは難しいかもしれない。

ここらへんの構造については、文章で説明するより、たとえばGoogleマップなどを見た方が手っ取り早いと思われる。"N=34.827141,E=135.72315"あたりを確認していただきたい。…下り線のほうの歩道は、スイッチバック不可避かな?

側道はここで行き止まり
第二京阪(専用&一般)と歩道を見下ろす
第二京阪の歩道は100m手前から分岐

ここからは松井山手の丘陵住宅地区間に入るが、歩道の色は普通のアスファルトの色になったとはいえ、相変わらず車道とは完全に分離されている。引き続き歩道をトレースしていったら、山手幹線の信号機に側道とともに捕まったのはいいとして、丘陵を下りるのに再びスイッチバック(下車指示つき)に捕まった。結果的には、山手幹線からの下り坂は、側道に入るべきだったかもしれない。

歩道はスイッチバック
松井交差点からは60km/h区間

r736と交叉して八幡市の平地区間に入るあたりから、車道と歩道が一体になったので、ここらへんから、交通量のない側道を走りはじめる。で、上津屋交差点に無事到着。

上津屋からは、先日の蓬莱山の追試をするために、木津川CRの方に回る。

もう雪が積もることはないだろうとの予測は見事に外れて、最低気温も氷点下まで下がってしまったので、今月のうちに再度チャンスが来たわけだが、EXLIMは相変わらず充電できないので、今回は24mm砲を投入して撮影したやつを、XGAサイズに切り出してみた。

先日に較べて見通しはあまりよくなかったが、これは致し方ないか。

本日の行程

2011/03/19 23:25 | カテゴリー:おさんぽ, 写真, 自転車 | コメント(0)

うちのTAW4最新版のこと

3/9にTMPGEnc Authoring Works 4の最新アップデータ(Ver.4.1.0.47)が公開されたが、とりあえずうちのWin7(x64)では、BDのISOイメージ作成がイマイチになってしまった。

あるいは、BDに直接焼くのは問題ないのかもしれないが、Win7+BDドライブ導入以降は『ISOイメージ作成』→OS標準の『ディスク書き込み』を『確認』つきで実行、というのが鉄板になっているのだ。

さて、ここでISOイメージ作成を行うと、8GBあるはずの主記憶がみるみる使われていって95%以上に達したり、そのページングの影響か、前バージョンなら19GB程度のISOイメージ作成で10分かからなかった作業に30分以上かかったり、さらにはなぜか23GBとかに膨れあがったりして閉口する。

で、ここから先は、結果的にはTAW4には無関係だったが、こうやって作成したISOイメージをマウントしても、実際に焼いたBDを放り込んでも、PowerDVD10ってば「対応しない形式です」とか言って沈黙をはじめたのでいよいよ慌てた次第。

結局最後の件は、DaemonTools Liteを最新(4.40.2)にしたせいと判明、アンインストールしたら再生は復活した。今回に限らず、原因が2個あると全容解明が倍ではすまなくなるので困る。というか、まさかリアルBDドライブにまで影響するとは(汗)。

で、回復したら19GBでも23GBでもちゃんと再生できる。再生できればどっちでもいいような気もするが、このまま続けると、本来一層BDに焼けるはずのデータが焼けなくなる可能性がある。ここはやはり、TAW4も、ひとつ前のバージョンに戻して様子を見るべきではなかろうか。

前バージョンに戻したら、同じISOイメージ作成が、やっぱり10分以内で完了できる。メモリ使用率も33%で頭を打つ。ひとまずはめでたい。

更新履歴を見たら、最新バージョンでは、まさにディスクライティングツールを修正したらしい。次バージョンに期待だ。

ただ、もう1週間以上たっているだけに、こういうことがあれば既にネットで有名になっているような気もするので、あるいはうちだけの現象なのかもしれない。DaemonTools Liteも、問題のバージョンで何事もなく動いている環境もあるみたい??

ちなみにうちの環境は、RAID1セットをC:\usrにマウントしている。当然、録画なんてのは壊れたら替えのきかないデータなので、一連のデータはRAID1の中で運用している。参考まで。

2011/03/18 23:05 | カテゴリー:ビデオ録画とか, 計算機とか | コメント(0)

3276.8mm一発プリントを攻略する

連続印刷で長尺印刷を実現する方法は既に確立したので、あまり意味はないかもしれないが、WordやExcelでは実質的に一発で印刷する以外に手段が見当たらないので、先日紹介したリンクの記事を元に、PX-5600向けにフォローする。ついでに他のアプリケーションもフォローする。

結論から言えば、いずれも結果的にPX-5600のユーザ定義サイズの上限(長さ3276.8mm)を超える印刷はできていないので、もしそれ以上の印刷が必要な場合は、やっぱり「長尺モードで逐次印刷」する以外の手段が見当たらないのが現状。

ただし、うち以外の環境(プリンタも含めて)だと、用紙サイズの上限とか余白とか、このとおりになる保証がないことをお断りしておく。テスト環境は先日の実験時と同じ。

さて、今回の一連の実験はプレビューまでで良否がわかる(プリンタを動かす必要がない)ため、先日の実験と違って時間帯を選ばずできるのが強みだ。ただしプリンタはオンラインにしておかないとプレビュアが起動しないのは、今回の実験から見たら減点だ(^^;

なお、印刷設定でいう『ロール紙』と『ロール紙長尺モード』の違いが結局わからない。印刷設定の表現に従えば『ロール紙』設定でバナーシートを印刷するのは『長尺印刷』ではないと主張しているようにみえるが、一般には単に「いつもより長い用紙」が『長尺』とみなされているようだ。

一方で私は「連続で印刷すると前後をひっつけてくれる」のが、印刷設定でいう『長尺モード』だと思っていたが、先日の実験で『非長尺モード』でも(たぶん)ひっつくことが証明されたので、この推測もハズレだった。

そこで、先日の「A3ノビ長を連続印刷する」のと、今回の「完成サイズを一発で印刷する」試みとを区別するために、ここでは以後、前者を『逐次長尺(またはバナー)印刷』、後者を『単票長尺(バナー)印刷』と呼び分けることにする。当然、たぶん一般には通用しない言葉なので注意。というか、私の知らないところでちゃんとした用語が確立していたりして!?

Word2007で単票バナー印刷

ページサイズの上限が558.7mmだったので、3276.8mmに出そうとすると、1:6スケール以下で作成せざるを得ない。今回はわかりやすく、1:10スケールで作業する。解像度も10分の1になってしまうかもしれないが、通常の文書より10倍以上離れて見るなら問題ない、と思う。

ということで、Wordでページサイズを横327.68mm、縦21mmに設定する(目標がA4幅ロール紙の場合)。

この状態で設定できる最小の余白は、長尺方向3×2mm、直角方向3mmなので、実質的な印刷範囲は3216.8x180mm。まあ実用には堪えるか!?

これを10倍に拡大してプレビュー。まずは軽く成功。

Excel2007で単票バナー印刷

ページサイズは、プリンタドライバに登録されている用紙サイズのいずれかしか選べない。そこでまず、3276.8x210mmの『A4ロールMAX』をユーザ定義用紙として登録して、Excelから選ぶ。実戦では、3276.8mmではなくそれ以下の出力したい長さで定義することになるであろう。

文字の大きさを手入力で400ポイントとかにすると、Excelのプレビュー・プリンタドライバのプレビューとも、一応所期の結果は出てくる。実際にプリントできるかどうかは不明だが、Illustratorでダメだった時のことを考えれば、ドライバからのプレビューがOKということから期待できそうに思われる。

もしこれが本当に印刷できたら、Excelの普及率も勘案すると、3メートル程度の長尺印刷を単発で印刷することに限れば最強のアプリケーションと言えるかもしれない。

PowerPoint2007で単票バナー印刷

20.32×2.54cmの『バナー』があらかじめ登録されている(PowerPointはセンチ単位)。これを使って『用紙サイズに合わせて印刷』してくれ、という意図らしいが、ここではあえて限界に挑む。

まずはExcelの時と同様に、希望の長さの長尺紙を登録しておく。

ページサイズの上限が142.22cmなので、1:4スケールの81.92×5.25cmのスライドを作成する。んで印刷設定で400%に拡大してプレビュー(&印刷)。もっとも『用紙サイズに合わせて印刷』するなら、人間が計算しやすいスケールにする必要はない。

PhotoshopElement10で単票バナー印刷

とりあえず3276.8x210mm・300dpi・カラーの設定でページが作成しようとすると、警告が出て長辺を2540mmに修正される。180dpiにすれば作成可能。

で、印刷しようとすると「このサイズの画像は220dpi以下で印刷される」みたいな警告が出るが、元々180dpiなので余計なお世話だ。

試しに上記のサイズで設定できる最高の解像度を調べたら『232.543dpi』だった。まあ、用途を考えれば180dpiでも充分に許せる範囲であろう。

IllustratorCS4で単票バナー印刷

はじめから3276.8x210mmのRGB300dpi原稿が作成できるが、再三指摘しているように、印刷まで成功するとは限らない。

PSEでいいヒントをもらったのでいろいろ試す。

解像度を落とすとどうなる?

PSEのように、解像度を落とせば印刷できる可能性が高い。とりあえず3276.8mmx210mmのページを、ラスタライズ効果『標準(150dpi)』で作ってみた。

結果は見事プレビュー成功。

4分の1スケールで作って、400%拡大するとどうなる?

819.2mmx52.5mmのページを、ラスタライズ効果『高解像度(300dpi)』で作ってみた。

これを400%拡大(または「用紙サイズに合わせる」)してプレビューをかけると、こちらも成功。まあ実質75dpiだからねえ。

ただし、Illustratorの場合、印刷用紙選択や拡大率の指定は、アプリケーション側の印刷メニューで行った方がよい。プリンタドライバ側で設定しても、アプリケーションの印刷メニューのプレビュー画面には反映しないので注意。最終的には、ドライバのプレビューで確認できるけど。

旅の終わり

まだやり残している課題はあるかもしれないが、どう工夫しても『単票長尺印刷』に一定の長さ制限があることは確かそうなので、いわゆる『逐次印刷方式』で長尺印刷が実現できる以上、一発印刷にはそれほど思い入れが生じない。

というわけで、長尺印刷の探検は本記事をもってひとくぎり。私自身が長尺印刷をやる予定は当面ないけど、誰かの役に立てば幸いである。

申し上げるまでもないが、こちらの環境でできたことが、他の環境でできるとは限らないし、できなかった時の責任は負いかねる。印刷の前には、面倒でもドライバの『プレビュー』で、うまく印刷できそうかどうか確かめていただきたい。

2011/03/16 13:46 | カテゴリー:計算機とか | コメント(0)

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