PX-5600長尺モード ついに決着!?
やっとIllustratorCS4で長尺印刷が攻略できた。データ取り自体は2時間もあればできるが、いかんせん隣家に迷惑をかけずに私とプリンタの両方が動かせる時間帯が限られるのだ。
一言で言えば、
『ロール紙』『ロール紙長尺モード』問わず、2つあるチェックボックスのいずれもチェックしなければ、きっちり『ページサイズ』の長さ分だけ進めて次の印刷を待つ。
という、ある意味ごく当たり前のこと。
この場合、対応するアプリケーションでは、送り方向の原稿の余白が零になるか、零にすることができる。つまり、単に前ページの後端と次ページの頭端が連続的に繋がった文書さえ用意できれば、理論上はロール紙の長さの限り、途切れずに印刷を続けられることになる。
とりあえずIllustratorで試してみたところ、一見してわからないほど綺麗に繋がってくれたので思わず感動したが、おそらくはメーカーはまさにそのように作っておきながら、公式のマニュアルに踏み込んだ説明を書いていないせいであろう(笑)。
とはいえ、実は「『長尺モード』の『ロール紙節約』のチェックが鍵になるであろう」と勝手に予想していたため、ここまでたどり着くのにかなり手間がかかったものである。
『ロール紙節約』は、用紙の後端の余白が広い時に勝手に送り長を抑えてくれる機能であって、決して「余白を消す」機能ではない。条件によっては、チェックを入れると次の文書との空隙が逆に広がることもある。
いずれにせよ、次の文書の印字位置がこちらで制御できなくなるため、続きがある状況ではチェックしないことを強く薦める。逆に、長尺の後端に限れば、チェックしておいた方がよさそうだ。
そして、以上の方法は、文字をページ境界にまたがらせることのできるアプリケーションを使うことが前提となる。IllustratorとかPhotoshopとかPowerPointとか。Word/Excelも、見栄えとか手間とかを度外視すれば、まあ不可能ではないと思う。
しかし『ロール紙(非長尺モード)』の結果が長尺モードと同じだったのはびっくりした。実験結果については、まとめられたらアップするかもしれない。とりあえず私はIllustratorで確実に長尺印刷ができたら満足。といっても、長尺印刷するような機会は当面なかったりして(笑)。
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