メルマガにもの申す
emailアドレス登録した覚えがないのに届くemailは論外として、登録しているんだからいくら送っても文句ないやろうという感じで、1日に何通も送ってくるのは、その母体が往々にしてメジャーな法人だったりするだけに残念なことである。
中には曜日不問で1日1通をノルマにしているかのようなメルマガもあったり、あまつさえ、加えて『号外』などと称するメルマガが週に2~3通やってくる例もあったり(心当たりのある会社の人いるでしょー!?)、とりあえず自分で自分の情報の質を薄めていることに気付いてほしいものだが、それに気付かない不幸な人は、逆にさらに送信を強化しようとする。具体的な話、3日ぶりにメールサーバを見て、メルマガだけでも件名一覧から溢れるぐらいの着信があった時に、果たしてまともに読んでもらえると思っているのだろうか?
さらに困った例としては、メーカーサイトとその直販サイトが、あたかも競い合うかのように、別々に取扱商品の宣伝を送ってきたりする。たぶんユーザ登録時と直販サイト利用時にそれぞれemailアドレスを登録したものだと思うが、同じ商品を扱っているならいろんな意味でムダだし、別々の商品を宣伝しているなら会社として大丈夫かと思うし、どっちにしてもあまりいい印象はいただけない。
競い合うといえば、もしかしたら「他社がこの頻度だからうちも」という心理が働いて現状に至っているのかもしれないが、毎日来るよりも週一とかで来るメルマガの方が、人によっては中身までちゃんと読まれる可能性が高いことも理解していただきたい。やたら頻度の高いメルマガ「だけを」スルーする人も実在するのだ。
それでもここまでは、まあまとめて既読ボックス(実は読んでない)に放り込めばすむが、実害のある例が、夜半回ってから届くメルマガ(送信時刻もほぼ同時刻であることを確認した)。emailを携帯に転送するように設定していると非常に驚く。とりあえず私は、深夜とか勤務中と承知の上での連絡は、誰か亡くなったとかの緊急時を除いて原則不可、という(時代遅れな?)コミュニティに属しているつもりなので、それを破って送ってくるのはけしからん、と思うのはさすがに自分勝手かな。
ただ最初から送り先をスマートフォンにしている人もいるだろうし、ちょっと考えてほしいものである。もっともスマートフォンなら、時間帯によって自動的に無鳴動に切り替わるなんてお手の物だろうし、それよりメルマガ発行側が、もし万が一「送信先が携帯だったら朝まで待つ」なんていう仕掛けを導入していたら、この物言いは大変失礼なんだけど。
まあ不要を通り越して頭に来るようなら送信不可を通知すればいいだけの話だが(それでも送ってくる悪質な組織ではないことを期待したい)、そしたら本当に知りたい情報まで送られてこないようになるので困る。具体的に『週○通程度』と指定して、ユーザにとっての重要度の高い順(購入履歴を見ればわかるはずだ)に厳選して送る、というオプションを期待するのは自分勝手かな(笑)。
もちろん、emailの携帯への転送に関しては、MTA利用者の責任である。現状ではただ.forwardで転送先を指定しているだけなので、じつはサーバのlogwatchメールがデフォルト28時半に転送される^^; うっかり寝る前に無鳴動モードに切り替え忘れるとえらいことになる。
logwatchに関しては、実行時刻を少し遅らせて目覚まし代わりに使うという手も考えられるが、メルマガも含めて深夜の転送を抑制する方法を探している。
今のところ思いつくのが、お手軽な順に
- cronで.forwardを書き換える
- 一旦サーバ上に保存して、特定時刻に新規emailとして携帯にsendmailする
- MTAのソースコードを書き換える(笑)
1番目が最も簡単だが「転送する」「転送しない」の二択しか見当たらないのがつらい。できれば「朝まで転送を待つ」といったオプションがほしいが、となるとやはりソースコード書換になるか(笑)
ということで、2番目の方法が、サーバへのemail着信が実用的な時間でわかるための、最も現実的な方法かもしれない。着信無料の範囲内にどう収めるかというのが当面の課題である。パケット定額!?なにそれ(笑)