第二京阪おさんぽ(津田北町3→八幡上津屋)
いちご狩りの手伝いで精華町の観光農園に出かけたので、その帰り途は府道枚方山城線(r71)から枚方市に足を伸ばして、第二京阪の一般部を試してみた。
結論から言えば、道路のコンディションは予想どおり高いレベルにあるが、これも予想どおりアップダウンが相当にあるということで、やっぱり京阪の実用的な往来としては、府道京都守口線の代わりに使うにはちょっと厳しいかもしれない(トレーニングなら存分にやっていただきたい)。
とはいえ、このアップダウンのために景色に変化があって、高台では意外と見晴らしもあるので、登り坂さえある程度余裕で登れるならば、楽しい道かもしれない。
精華町までは、今回は門限があるので、流れ橋までは先日開拓した第二京阪新木津川大橋でショートカット。予想外の向かい風に苦しんだが、今回リアキャリアを装備から削ったのが奏功したのか、なんとか時間内に、川西観光いちご園にたどり着く。
観光農園で広報作戦を実行後、いよいよr71にとりつく。泉橋方面から枚方へのショートカットということで、私も四輪車で通ったことはあったため、どの程度のアップダウンかはわかっていたが、ショートカットということは、特に工事用大型車もよく通るものである。
バイクと大型車の、抜け道を巡る不幸な三角関係はよく知られているが、特にr65と交叉して以降の登り坂はその典型と言えるかもしれない。ダンプに50cm未満の間隔で追い越された日には、いくら絶対に引っかけない確信を持った走りに感じられてもあまりいい気分ではない。
下りも下りで、そういう工事用車輛が多数通るせいか、ただでさえ狭い道の路肩に砂が積もっていたりして、ロードバイクでは下手に追越車輛を避けることもできない。とりあえず「これはコケるな」と覚悟したことが約1回あったので、r71西部区間については、少なくとも四輪車と同速度で走れないうちは、再び走りたくない道である。
何はともあれ、第二京阪との交差点(津田北町3)に到着。ここからは、京都大阪いずれに向かうにも、まず京阪奈丘陵を登らなければならない。
ここでびっくりしたのが、一般道の車道と歩道が防音壁で仕切られていること。高速道路や高架橋ならわかるが、これでは四輪車や原付は好きなところから出入りできない。はじめから側道を含めた出入り口の設計がきっちりできたからこそと言えるかもしれない。
おかげで住宅地の環境は好適かもしれないが、バイクとしては、好きな時に車道と歩道を走り分けるのが難しそうだ。とはいえ、車道については路側帯も充分広いように見えるので、とりあえず登り坂で四輪車に迷惑をかける心配はなさそうだし、軽車輛通行禁止の標識もないようなので、バイクで走るのには支障はないように見える。
まあ、安全快適に走れるなら、歩道を走るのに吝かではないので、まずは歩道を試す。本当は、登り坂で一息つきたくなっても歩道に逃げられないのがイヤだったから(笑)。
さて歩道については、住宅地の生活道路も兼ねているようで、一般車道が専用道路とともにトンネルでぶち抜く丘陵をいちいち登っていく。車道でスローダウンするのを嫌って歩道を選んだものだが、もしかして車道を走っていたら、そもそもスローダウンしてなかったもしれない!? まあ景色を楽しむなら、トンネルよりも峠道である。
ところが、歩道の茶色をひたすら追いかけていったら、防球ネットを潜って、長尾東町の住宅地が終わるあたりで、住宅地方向に吸収されてしまう。どうやらこの茶色は、第二京阪を通過する人のためではなく、住宅地の住民に対するサービスだったようである。
ここから再び第二京阪に入るためには、スイッチバックする必要がある。あるいは知っている人なら、100mほど手前で側道を横断して『第二京阪の歩道』に直接入ることができるだろうが、初めて走る人がこれに気づくのは難しいかもしれない。
ここらへんの構造については、文章で説明するより、たとえばGoogleマップなどを見た方が手っ取り早いと思われる。"N=34.827141,E=135.72315"あたりを確認していただきたい。…下り線のほうの歩道は、スイッチバック不可避かな?
ここからは松井山手の丘陵住宅地区間に入るが、歩道の色は普通のアスファルトの色になったとはいえ、相変わらず車道とは完全に分離されている。引き続き歩道をトレースしていったら、山手幹線の信号機に側道とともに捕まったのはいいとして、丘陵を下りるのに再びスイッチバック(下車指示つき)に捕まった。結果的には、山手幹線からの下り坂は、側道に入るべきだったかもしれない。
r736と交叉して八幡市の平地区間に入るあたりから、車道と歩道が一体になったので、ここらへんから、交通量のない側道を走りはじめる。で、上津屋交差点に無事到着。
上津屋からは、先日の蓬莱山の追試をするために、木津川CRの方に回る。
もう雪が積もることはないだろうとの予測は見事に外れて、最低気温も氷点下まで下がってしまったので、今月のうちに再度チャンスが来たわけだが、EXLIMは相変わらず充電できないので、今回は24mm砲を投入して撮影したやつを、XGAサイズに切り出してみた。
先日に較べて見通しはあまりよくなかったが、これは致し方ないか。