ScanSnapS1500 v. Acrobat9(?)
取説にもFAQにも巷間情報にも出てこない事象約2件に悩まされている。
ひとつには「ファイルにアクセスできません。別のプロセスが使用中です」エラーがかなり頻発すること。
別のプロセスってなんじゃ!? とツッこんでも始まらん。一応それまでのデータは保存できるので、一からやり直しという事態にならないだけマシであろう。
もうひとつには、Acrobatで開くとたまに「データがありません」といわれて表示されないページがあること。
オリジナルは結束してはいるものの、まだ処分していない状態で気付いたのが幸いだった。
ここで問題。これまで何百冊かスキャンしてきたが、これを全部、同様のエラーがないかもう一度確かめる必要がある。
PDFを放り込むだけで高速に検査してくれるプログラムがあったら嬉しいが、見つからない以上は
- ページサムネイルを目視で確認するか
- ダミーポートに印刷して、エラーメッセージが出るかどうかを確認するか
する方法を考えたが、どうやら
- ページフレームを開かない状態でPageDownまたは↓キーを押し続ける
方法で、こちらが目をつぶっていても、データ欠落があれば確実に検出してくれるようだ。いちいちAcrobatで開かないといけない条件では、どうやらこれが最速の方法と考えるしかない。
さらに問題なのは、どうしてこの現象が発生しているのか? ということ。ひとつめのエラーの結果かも知れないし、順序的にはこちらのエラーが最初で、一部のひどい場合ではスキャン時に顕れる、のかもしれない。
考えたら、以前はすくなくとも「ファイルにアクセス~」のエラーは見かけたことがなかったので、途中で何かやったのが真の原因のような気もする。心当たりといえば、AcrobatX体験版を入れて、9に戻した…ってこの際Acrobatは関係あるのか!? 今回、AcrobatというよりDr.カスペルさんの仕業のような気もするけど(←直接の根拠はありません)。
あるいは、最も情報転送密度の高そうな『A5』の『コミックス』を『横向き設置』の時に目立って発生するだけに、単にスキャンの手際がよくなって、読み取りに対してデータ形成が追いつかなくなっただけかも!? トレイに5mm厚までしか置いたらいけないことになっているのも、案外この、いわゆるオーバーランを回避する目的が含まれているのかもしれん。動作中の給紙はご遠慮いただき、原稿がなくなっても画面上で『続きあり』『おわり』のダイアログが表示されるまでガマンしてお待ちください、かな!?
いずれにしても、データ欠落に関しては、オリジナルを処分する前に最初から確認し直さないといけないだろう。やれやれ。
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