リアディレイラー装着…いまいち
RD-2300をゲット以来、やっと作業できる状況になったので、チェーンと一緒に交換。
ガイドプーリーからテンションプーリーへ、アームのガイドの外を通してしまうというヘマをやらかしたおかげで、テンションプーリーを外す裏技(←チェーン切らずにRDをメンテするときの普通の作業です!!)を生涯初めて使って事なきを得た…と思ったのもつかの間、なんと2速でスポークと接触するようになる。
RDを取り付けるリアエンドが曲がっているのは知っていたが、ガイドプーリーが割れたのさえなんとかなればごまかせると思っていたのは甘かった。交換前よりアームが長くなったのか!?
とはいえ、
- WH-RS20-S(一番安いグレード)のスポークだけ取り寄せてもらって、
- 実はRDのガイドプーリーが割れていたから、8速(ロードでは一番安いグレード)のRDだけ取り寄せてもらって、
- やっぱりろくに走らないからサイクルワールドのリアエンドだけ取り寄せてもらう
なんていう図は、さすがにプロショップの顔も三度までと気が引けた。あくまで修理か、あきらめて脱入門車に乗り換えか、またしても決断を迫られるのであった。
とりあえず修理!!
リアエンドを外してハンマーでぶっ叩く、予定だったが、試しにフレームにつけたままプラ板挟んだプライヤーでつまんで力をかけると…おお、曲がる曲がる(曲げてどうする)。ということで、RDを仮留めしてまっすぐになっているか確かめつつ調整、という手順を、横・ねじれ各2回ほど繰り返して、まあ納得いく結果が得られた。
あとはシフトケーブル交換と同じ手順、と思ったら、試走で歯飛びしまくるようになった。力をかけたとたんに飛ぶのでストレスがたまる。
シングルスピードの時は問題なかったので、今回はフリーハブの歯飛びではなく、明らかにカセットの歯飛びである。そしてその原因は、カセットの歯がすり減っていること(!!)。
カセットがすり減ったところへチェーンを交換すると、密着度が悪化して歯飛びする、という話は結構あって、私なんかもっともらしすぎると思っていたものだが、実際に自身で直面すると、理屈抜きに信じざるをえない。
というわけで、リアエンドではなく、2300(旧Sora;ロードでは一番安いグレード)のカセット交換が必要か(汗)。やっぱりチェーンが伸びたままほっとくと厄介なことになる。8速のカセットなら価格面ではそれほど痛くないが、チェーンほど入手が易しくないから。というか、こんなことでは脱入門機なんて言うてられんぞ!?
追記
リアエンドの損傷への対処は交換しかない、とも言われている。そもそもリアエンドという部品自体、衝撃が加わった時にフレームやRDを守るために壊れるのが役目らしい。
これが、曲がったやつを再度加工すると強度が落ちるという話なのか、素人が下手に調整するのが難しいという話なのかは未確認。
私に関しては、本機はレース等に使う予定はなく、ただある程度走れたらよいので調整面での問題はない。
また強度面で最悪起こりうるのは加速時での後輪の破壊またはロックであり、その程度なら安全に止められる自信はあるので、まあ自己責任でやっている。
なので、本記事を参考にされる場合は責任は持てないので、あしからずご了承いただきたく。