フラッシャーのこと
現在のキマリでは、まず前灯は点灯(点滅でなく)でなければならないそうなので、今は今のキマリに従うのが当たり前だが、それでも個人的には変えた方がいいと思うことはある。
前灯については「10m以上先の障害物が認識できる」照度の規準のみ定められている。大は小を兼ねるではないが、充分明るい前灯を点滅されると、最悪ピカチoウの電撃に匹敵するダメージを被る可能性がある。ここは『充分明るい前照灯(点滅不可)』と『あまり眩しすぎない識別灯(点灯/点滅は不問)』のいずれか一方(両方も可)を点灯させればOKという風にはできないものだろうか?
世間で無灯火がはびこっているのは、ダイナモが重いとか、(もっと広い範囲で社会システムに保護されている事に気付かずに)都合がいいところだけキマリに従わないのがカッコいいなどと思っているとかの事情が考えられるが、あるいはこのキマリのおかげで「充分明るい道路は点灯する必要がない」という理屈もあるのではないかと思っている。まず周囲に対する安全を確保した上で、必要な場合は前照灯の照度を確保する、の趣旨を出すべきだと思う。
尾灯についても、やっぱり『点灯』と『点滅』で照度の基準を変えるべきと思う。周囲に較べてそれほど目立たない場合は点滅の方が有効な一方で、あんまり明るいやつを点滅させると、緊急車両と誤認されかねない。そっちの方が当人のみにとっては好都合かもしれないが、自分だけの都合のために周囲に迷惑をかけるのは、別の意味でよっぽど悪いのは言うまでもない。
ちなみに私の場合は、普段の明るい夜道はOptiCubeの3LEDを点灯で、自力で前方を照らす必要がある状況では六甲全従仕様の頭電をヘルメットに装着して走っている。尾灯については、FiberFlareを点滅させると、緊急車両はないにしても工事現場の見張と誤認される危険を感じるため、点灯で走っている。
いずれにしても、Eneloopが使えるからこそ点灯が抵抗なく使える側面もあるので、メーカーさんとしても1.2V二次電池の対応を積極的にアナウンスしてほしいものである。
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