境港ドライブ
剣山登山…は阿波踊りとバッティングするのと、コンディション不良のメンバーが出たので急遽キャンセル。しかしせっかく予定を空けたので、平地ならまず心配ないとのことで、先日雨天で断念したという『水木しげるロード』までの遠征に大変更。たいした根性と言いたいところだが、運転手が目指す行き先が変わっただけの話である。
ぶっちゃけ私にドライバーの適性があるとすれば「周囲で飲まれても全く気にならない」ぐらいではあるが、序盤に『やなせたかしセンセ』と混同して(いやマジで)高知方面に行きかけて怒られた以外は、特に問題なく日本海までたどり着く。
まあ車窓の伯耆大山の曇り加減を見た限りでは、今日は山登らなくて正解だったかもしれん。
現地滞在2時間。一応全部の像を(「思ったより小っさかったな」とか無遠慮に批評しつつ)押さえて、おまけに絶妙のタイミングで妖怪列車(JR境線です)がやってきて満足して撤収。
さて、境港がギリギリ鳥取県であるということは、山陰以外の人には残念ながらあまり知られていないが、本日のご一行様も本日まで知らなかったらしい。しかし鳥取県という名前が出た後の反応が「鳥取砂丘に寄り道する」というのはさすがの私も意表を衝かれた。かくしてオプションツアー『鳥取県ほぼ縦断』を急遽決行。
結局、途中6つもの道の駅に皆満足したのか、白兎海岸を鳥取砂丘と勘違いしたのか、日没間近にR29までたどり着いたところで、そのまま鳥取道で帰ろうとなる。やれやれ。
なお、本日カメラは、念のためトランクには放り込んでいたが、私が一眼背負って歩くと、なぜか「今度は何賞獲るんな」とか「赤ちゃん大きなったな」とか「このカメラ(コンデジ)で充分キレイに撮れるのに(←これは大抵の状況ではそのとおり)」とか、皮肉やイヤミの限りを尽くしてまで嫌がるメンバーに配慮して参戦見送り。まあ絶対外せないターゲットでもあれば話は別だが、今日の現場は、何撮っても腕のいい人が撮影済だろうからね。
結局、撮りたい景色はむしろ、ことごとく運転中に出くわしたのであった(笑)。客乗せてさえなかったら、自動車専用道だろうが対面通行だろうが停めて撮影するところだったが(ダメです)、よく考えたら同乗者自慢のコンデジで撮ってもらやよかったのだ。