Fedora17(x86_64) v. GW3.5FX2-U3E
事務所のファイルサーバで「暫定的に」増設していたUSB3ファンレスHDDケースについて、ネオ玄箱のデビューまでまだ間がありそうだったので、ファンつきの玄人志向『GW3.5FX2-U3E』に「暫定的に」置き換える。中身は320GB×2(スパニング)。旧512GBからの移行は問題ないはずだ。以前ファンについて苦言を呈したが、これまた事務所での常時稼働なので問題なし。
というわけで、データ移行後、旧USBHDDはアンマウントしてLV→VG→PVを削除。USBを抜くタイミングに自信がなかったので、一旦シャットダウンして再起動。
…したところ、ここでまさかのエマージェンシーモード。さっきデータを移したばかりのUSB3LVMを認識しないとおっしゃる。USB3を挿しなおしたり、別のポートに挿したりしても、unable to enumerate USB device on port 1
と言われるばかり。今回うっかり作業前に差分バックアップを取っておらず(結果的には差分はなかった)、旧ドライブもPVまで削除してしまったのでとても焦る。
ただ、再起動前後の差ということで思い当たったのがカーネルのバージョン。yum updateでカーネルを最新3.6.2-4に更新していたのだ。ひとつ古い3.6.1-1で立ち上げるとあっさり認識。やれやれ。/boot/efi/EFI/redhat/grub.conf
のDEFAULTを1に修正する(←インストール環境により設定ファイルが異なる場合があります)。
というわけで、
- カーネルを更新したらすぐ再起動してみる
- ちゃんと動くバージョンを押さえておく(そのカーネルは削除しない)
という鉄則を身をもって学んだ次第。あとで思ったが、eSATAで繋いだらうまく動いていたのかもしれん。
実は自宅のサーバも、カーネルアップデートだけかけて長らく再起動していないので(^^; 同様の事が起こる可能性がある。認識しないだけならまだしも、論理的に壊されたらRAID1だろうが何だろうが関係ないので、とりあえず長らく同じLVM上に保存していたバックアップをメインPCに引き上げる(^^;
コメント
10/29にアップデートされたカーネル3.6.3-1では問題なし。grub.confもDEFAULT=0で作り直されていた。やれやれ。
2012/10/29 20:19 | Master Keystone
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