printer.targetってなに!?
Fedora17(x86_64)をミニマムでセットアップして、CUPS含む必要なモジュールを都度yum installするスタイルで、どうしてもcups.serviceがactiveにならない。仕方なくrc.localを作って起動しようとしたが、ケチがついたので(←rc.localをchmodするのを忘れただけ)、しばらく粘ってみることにした。
探索の旅をしてみると、*.serviceというものは/lib/systemd/system/の下に集まっていて、ランレベル3で起動するべきサービスは、./multi-user.target.wants/の下にシンボリックリンクが作られるらしい。で、その中にcups.serviceがなかったという話。
ダメな理由はあとで考えるとして、とりあえず手作業でシンボリックリンクを張る。やっぱりinactive。
さらに調べると、cups.service自体にWantedByなんて項目があって、そこに設定されていたのがprinter.target。…ええとコレ読ませるにはランレベルいくつで動かせばいいのでしょうか??
まあ、こいつをmulti-user.targetに修正すれば動きそうだが、せっかくなのでprinter.targetというのが何物なのかをもう少し調べる。
ここらへんを見ると、printer.tergetそしてcups.serviceは、ローカルプリンタが繋がった時に起動するらしい。つまりネットワークプリンタだけでは動かない。ただ、一方で初めからGNOMEワークステーションとしてセットアップしたFedora17@VMwareは、cups.serviceをenableにしただけで走るのだが、何らかの余計な(!?)モジュールがトリガーになっているのだろうか?
というわけで、ここはやっぱりrc.localで起動するのが筋かと思った。