打倒タブレット
入力手段がリアルキーボードとトラックパッドという旧世代!?ノートPCで、タブレットの操作性に対抗するという、大人げない戦いを挑む。もちろん納得できるまでタブレットには乗り換えない(^^;
文章やソースコードの打ち込みなど、キーボード必須の作業は問題ない…と言いたいところだが、敵が外付キーボードなど投入してくると情勢は互角となる。
対してWebブラウジングや電子書籍など「見るだけ」であれば、マウスやトラックパッドではタブレットの効率に太刀打ちできないのは明らかなので、キーボードでの操作の効率化に活路を見いださなければならない。
問題は、電車で立っているという状況だ。
日経の紙面ビュアは、シフトキーとカーソルキーだけでひととおり操作できる(手持ちでも、両手親指だけで操作できる)のでちょっとありがたかったりするが、かつてのVAIO TypeUみたく、両手持ちポジションでマウスが動かせたら、という気もする。
というわけで、作戦を考える
案その1:薄型トラックパッドを増設
本来のトラックパッドの右側に設置して、右手親指で操作する。最も現実的ではあるが、現行の外付トラックパッドの厚さでは、画面を閉じられないという問題が予想される。
案その2:薄型トラックパッドを底面に増設
右手人差し指で操作する方法だが、画面から見て裏返った使い方になるので、入力が左右反転してくれないと厳しい。マウスカーソルは反転させられても動きそのものを反転させられるポインティングデバイスというのは、とりあえず私は知らない。
あと、底面に設置する場合、画面は閉じられるが机の上に置きづらいという欠点がある。これも現状では現実的とは言えない。
案その3:『指マウス』
薄型トラックパッドを探している時に見つけた。まあWiiリモコンを人差し指にはめられるぐらい小型化した物と説明するのが一番わかりやすいかな。
持ったまま人差し指を動かすだけでマウスが動かせるかも…と期待したが、カーソルを動かす時は親指を添えていなければいけないらしく、どう考えても今回のような用途には不適と思われる。
案その4:駅弁スタイル
説明するまでもなく、PCを首から提げたヒモで保持する方法だ(笑)。とりあえず両手はホームポジションに置けるという点では最強のスタイルである。
あるいは10年後のスタイルを先取りしているかもしれないが、そう思うのはかなり分の悪いギャンブルのように思われる。できれば却下だ。
…いずれにしても、タブレットに対抗するためにタブレットを買う以上のコストをかけるのもあほらしいので、スタンディングポジションの不利は座って挽回するという結論に落ち着く。ハードウェア的な情勢が変われば結論も変わるであろうが、打倒タブレットの旅はひとまず終了。