ごまめの遠足。

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1年越しの通り初め

バスケットボールの愛好会も最近は若手がコンスタントに参加してきて、私などが欠を補う必要もなくなってきた。

だからといって、欠席してのんびり過ごすのもどうかと思ったので、練習時間中にあわせて出かけることにした。

本日のお題は、こないだ木津川CRを走っている時に発見した、第二京阪新木津川大橋の一般道路(←たぶんこの表現は不正確)。とりあえず自動車専用道ではなさそうなので、今回は、油小路から側道沿いにまっすぐ南下。

この歩道橋はスルー

府道宇治淀線からが、一般部が未開通だった区間。とりあえずその交差点を渡ろうとして横断歩道がないことに気づく。

この雰囲気はもしかして、歩道を通りたかったら『佐山交差点』手前から歩道橋に登らないといけないのでは? ということで、わざわざちょっとだけ引き返して歩道橋にとりつく。私は、この手のでかい橋は歩道を走ることにしている。なぜなら登り坂と、登り切ってからのスピードに自信がないから。

で、結局歩道橋は、宇治淀線を渡るだけだった(笑)。側道は佐山交差点で一旦本線に合流するが、バイクだったら構わず本線で横断、するとすぐに側道が復活するので入れば、車道でも歩道でも、新木津川大橋にかかることができる。

というわけで、流れ橋をおそらく初めて真横から眺める。有料区間は明るい時間帯で2回ほど(もちろんクルマで)通ったことはあるが、さすがに流れ橋を見た記憶はない。

さて問題は、ここからどうやって木津川CRに合流するか? だが、やっぱりグラウンドレベルに下りるまで200mほど行きすぎなければいけない。木津方面は、八幡木津線の交差点まで進んでから流れ橋方面に、御幸橋方面は、橋へのアプローチの脇道に回って第二京阪を西側に潜ると、公園のレンガ道経由でCRに合流できる。

真横から流れ橋
木津川CR上空を通過
レンガの道で合流

というわけでひとまずミッション完了。あとは暗くなるまでに帰るということで、ひょっとしたら見納めかもしれない蓬莱山の冠雪を見ながら、御幸橋経由で渡月橋まで2時間半のメニューをのんびり走る。

本日は蓬莱山までよく見えた
ポールが立っているところが三角点
渡月橋の黄昏

帰って調べたら、今回渡り初めを敢行した新木津川大橋の一般部は、ほとんど1年前の3月13日に開通していたんだって(汗)

2011/03/06 00:28 | カテゴリー:おさんぽ, 写真, 自転車 | コメント(0)

梅三色

七瀬川河口にて

朝起きるのにエアコンがいらなくなるぐらい暖かくなっている中、

近所の七瀬川の梅が咲いたので出かけたら3色だった。場所が限られているだけに、わざわざ別の色を植えたのかもしれない。

せっかくのいい天気だったので、なるべく青空をバックにしようと苦心した末、土手にへばりついて(得意の?)ローアングルで撮影。


2011/02/27 12:38 | カテゴリー:おさんぽ, 写真 | コメント(2)

加茂町散策

1月9日 天気曇時々晴一時霧雨 愛猫裏メンバー2人

加茂町(木津川市)の浄瑠璃寺・岩船寺界隈を案内せよとの指令が下る。依頼人の目標は、今後いつでも(私の案内無しでも)、両寺の間を歩いて往来できるようになりたい、ただしそれぞれのお寺のアプローチはバスを使うとのこと。

ということで、今回は、当尾(とうの)散策と絡めて、近鉄奈良駅からJR加茂駅に至るルートを仕立てて臨んだ。

結果的に散策路付近については目的は果たしたが、いつもの藪をつつく系のプランニングのおかげで、むしろその前後が印象的な散歩になった。依頼人には一度ならずUターンさせたり、不安に陥れたりして申し訳ない。

第1課: 近鉄奈良から浄瑠璃寺

最初の目標は、浄瑠璃寺南口バス停。南口という名前にもかかわらず、地形図上はお寺正面に回り込んでいるようだが、それでもバス路線を歩くよりはずいぶん近いと計算。

なるべく幹線道路は通らないように、転害門から裏道に入り、川上町の信号でR369柳生街道に合流。

登大路町
登大路町から東大寺
転害門
転害門は脇から通過可能
川上町交差点
R369に合流(うしろ向き)

交通量が心配だったが、登りにかかる前は歩道が完備されているし、それ以降は中ノ川の分岐まで裏道が使えたため、R369に関しては問題なし。浄瑠璃寺・岩船寺に向かう府道33については歩道無しだが、交通量も無くなったので、結局浄瑠璃寺南口まで特に気にせず歩けた。

長尾町交差点
歩道はここまで、代わりに脇道
裏柳生(!?)街道
両側はずっとフェンス
浄瑠璃寺南口
ここから『点線区間』

さてここから地形図で言う『軽車道』に入る。さすがに実線で描いてあるだけあって、クルマで踏み固められた確かな道で、地形図どおりに分岐もあって、ここまでは楽勝。

と思ったら、地形図で言う徒歩道、俗称『点線』に入ったとたん、牛舎だか豚舎だかで放し飼い?の犬十数頭に遭遇。やたら吠えられたが、とりあえず鼻でつつく(嗅ぐ?)以上の物理的攻撃はしてこないので、やるべき食べ物を持ってないことをアピールしつつ前進。

しかしいくらも進まないうちに、採石場?に行く手を阻まれる。さすがに採石場では、作業してなくても関係者以外は立ち入りづらい。地形図上の道は、事務所エリアを突っ切る方向に伸びているが、遠目に蛍光灯が点いている。仕事中だとしたらなおさら、これ以上進むのもとどまり続けるのも難しいと判断。

そもそも見知らぬ犬の大群が寄ってきた時点で普通のハイカーならびびる、というのは飼い主も容易に想像するであろうから、おそらくはここの道は通したくないという意図である公算が大きい。ということで、犬の群れにもまれながら元の道に戻る。結局同伴者に無駄にコワい思いをさせただけに終わった。

というわけで、最初の目的地を目前にして金縛りに遭う。これは困った。

浄瑠璃寺南参道?
わりといい雰囲気の『参道』だったのに…
採石場と豚舎
ここで行く手を阻まれる(東に逃げてから撮影)

課外: 浄瑠璃寺南口を検証する

果たして『浄瑠璃寺南口』は、本当に浄瑠璃寺の南口として機能しているのかどうか? 帰って調べてみた。本当は出かける前に調べるべきなのだが、あえて調べずに飛び込む性質なので、同伴者にはいい迷惑なのだ。

とりあえず、この道を通って浄瑠璃寺に行った人はいるらしい。というか、現地の案内図だと『水飲み地蔵』という水場つきの立派な参道のはずなんだけど!?

あと、採石場作業員に訊ねた方もおられるらしいが、答えが「行ける」「いや行けん」というレベルで、少なくとも「通ったらダメ」という姿勢ではなかったらしい。

で、実際に通ろうとしたら、コンディションが非常に悪く、結局諦めたとの報告もあり。

以上の調査結果により、非常に論理的な結論を導くと「今度逆方向から攻めてみるか」である(笑)。

第1課補習: 迂回して浄瑠璃寺

軽車道をr33に戻る。しばらく車道を歩くことになるので、車道合流前にお弁当を広げる。ストーブ出して、食材出して…チタン鍋がない!? しまった荷造りの時にいっぺんよけて入れ忘れたか!? いずれにしても、食料入手の最も期待できない場所に弁当なしで放り出されるのは大ピンチだ。ここはとにかく、浄瑠璃寺でも岩船寺でも、お昼のありつける場所に一刻も早くたどり着かなければならない。

…という決意とは裏腹に、ショートカットと称して入った山の中で足が動かなくなる。たまらず非常食(カロリーメイト)に手を出す。これでいよいよ後がなくなった、と思ったら、車道(r752)に合流する手前で、そういえばチタン鍋は防水袋に調味料と一緒に放り込んだような気がして確認すると、果たして出てきた(汗)。

というわけで、史上初、非常食を食べた後での弁当になだれ込む。きわめて体裁悪いが、非常食で頭に栄養が回ったおかげで、鍋のことを思い出したのだと思いたい。

本日のメニューは、冷凍ご飯と高菜入りちりめんじゃこ(出来合い)と玉子で雑炊。結果的には、ご飯を冷凍していてよかった。冷凍してなければ、ナベがないと思った時に高菜入りおにぎりにして食べていたはずで、そしたらナベが出てきた時のショックは計り知れないものであっただろう。

話は前後するが、ショートカットということにして、その実ほとんど己の趣味で入った徒歩道、こちらは地形図どおりにr752に出ることはできたが、地形図に載ってない分岐と合流が1回ずつあって、それぞれの道がどこに行くのか非常に気になっている。とりあえず、地形図の点線をトレースできる自信のある方以外は、素直にr33→岩船寺口→r752の車道を歩くことをお薦めする。所要時間もおそらくそちらの方がかからない(笑)。

東鴨川町の山道
地図にない分岐を脇道へ(うしろ向き)
r752合流
たぶん車道を歩いた方が速い
ミロクの辻
ミロクの辻からr47重複区間

そう、浄瑠璃寺に行くつもりが、どういうわけか岩船寺口に来てしまっているのだ。ここは予定を変更して岩船寺→浄瑠璃寺の順番にするか? と一瞬考えたが、まさかこんなアクシデントが起こるとは思ってなかったから、浄瑠璃寺→加茂のルートは調べてなかったし、どちらも距離的に大差ないと思えた(最適なルートで回れば岩船寺→浄瑠璃寺の方がほんの少し短い、ことが判明したのは帰宅後)。それより大事なこととして、予定のコースは平気で変えるわりに、予定の目的地を変えるのはガマンできない性格だったりする。

ミロクの辻を通過して間もなく、その名の由来になった弥勒菩薩が彫られた岩が現れる。道はここで岩船寺に向かうr47と、石仏散策路に分かれる。さきほどの決意により、散策路を進むが、ほんの200mほど進んだところで、今度はそこから岩船寺に向かう徒歩道が分岐。そんなに岩船寺に誘いたいのか(そうか?)。

弥勒菩薩像
車道を岩船寺か、徒歩道を浄瑠璃寺か
岩船寺・浄瑠璃寺分岐
今度は岩船寺への徒歩道分岐
石仏散策路
散策路を浄瑠璃寺へ

かまわずまっすぐ進むと、わらい仏・眠り仏が現れる。この辺の石仏って、正式名をあえて伏せてニックネームで売り出しているような気がするが、しかし見ようによっては、他の場所の阿弥陀さんもみんな笑っているような気がするんだけど??

わらい仏を過ぎて間もなく、みたび岩船寺に向かう、今度は階段が出現。おそらくこれが両寺を結ぶ最短の徒歩道であろう。

久しぶりに民家を見かけるようになったら、唐臼(カラス)の壺に出会う。単に『からうす』がなまっただけで、鳥類とは関係ないらしい。ただし、他の場所で『からす』とか『カラス』とかの案内標識を見かけたりすると、ちょっと自信がなくなるけど。

で、すぐ傍にある石仏が『からすの壺二尊』。ついに石仏自身ではなく近所の物を使って識別されてしまった(^^;。

それより、地形図に載っていないくせにやけにしっかりした道が南方向に伸びている。これもどこに出るのか気になるが、これだけしっかりした道でどこかに出るのなら、標識に行先のひとつも書いてあると思うので、やっぱりすぐ行き止まるのかもしれない。現地の案内図では『クワ地蔵』というのを通って浄瑠璃寺南の参道に繋がるらしいが…? 暇な時にまた来て確かめないと。

わらい仏・眠り仏
わらい仏・眠り仏
唐臼の壺
カラス?の壺、前方に地図にない道
からすの壺二尊
からすの壺二尊

アタゴ灯籠で車道(r752)に合流、5分足らず歩いて浄瑠璃寺門前に到達。採石場から10分で来られるはずが、2時間半もかかってしまった(弁当の時間も含めて)。

アタゴ灯籠
アタゴ灯籠でr752に再合流
やぶの中三尊
やぶの中三尊
浄瑠璃寺門前
浄瑠璃寺目前でUターン

第2課: 浄瑠璃寺→岩船寺

浄瑠璃寺は昨秋に入った、今回は両寺の道順が知りたいということで、門前でUターン。てっきり入るとばっかり思っていたのが拍子抜け。しかし、もし入っていたら、結果的に岩船寺には入れなかったことになる。

来た道を戻る途中、首切り地蔵まで200mの標識があったので寄ってみる。

消防屯所の裏にあるその正体は、地蔵ではなく阿弥陀さんであった。なぜに首切りかというと、あごの下がくびれて切れているように見えるからとか、処刑場にあったからとか言われているが、そんな案内を掲げているもんだから、明らかに大勢に首のあたりを触られているように見える。この分だと本当に切れるのは時間の問題かもしれない。

消防屯所…の裏に首切り地蔵
首切り地蔵に立ちはだかる消防屯所
首切り地蔵
阿弥陀さんなのに地蔵

わらい仏近くの三叉路を岩船寺方面に曲がると、やたらでかい石を使ったワイルドな石段。これは人によっては厳しいかもしれない。

石仏散策路
散策路を岩船寺へ
岩船寺石段入口
岩船寺へはここから石段
岩船寺徒歩道
岩船寺徒歩道に合流

岩船寺奥の院は、ミロクの辻からの徒歩道に合流したところにある一願不動。不動さんなので、もしかしたら谷底まで下りるのかと思ったら、あまり下りないで助かった。

一願不動下り口
一願不動下り口
一願不動
一願不動(岩船寺奥の院)

車道(r47)に再合流すると、まもなく岩船寺に到着。

この時点で15時過ぎ。閉門16時ということで、じっくり見学するにはギリギリの時間である。

府道47号
r47に合流
岩船寺入口
岩船寺入口に到着
山門より
アジサイ参道

こちら花の寺、とりわけアジサイで有名だが、わざわざこの時期にやってくると、本堂内の説明を貸切でやってくれるという利点がある。本堂内は撮影禁止につき文章にて説明すると、本尊は阿弥陀さん。なんでも平等院より古いとか、腕の太さで年代がわかるとか。周囲に鎌倉時代作の四天王があって(そういえば石仏めぐりの磨崖仏も鎌倉~室町初期の作だった)、堂内を一周すると、十二神将と、象に乗った弥勒さんと、三重塔を支えていた初代の?天邪鬼がいる。

池越しに三重塔
本堂から阿字池
本堂から五輪塔方向
本堂縁側より
三重の塔1階
天邪鬼いました

アジサイ広場(休憩所)
アジサイ広場から境内を見下ろす
三重塔3階
3階にも天邪鬼
ミニ五輪塔
重文よりこっちの五輪塔の方がツボ

シーズンを外してはいたが、門限まで境内を回ってしまった。ここから暗くなるまでに最悪でも麓までは下りなければならない。

第3課: 岩船寺→加茂駅

コミュニティバスの路線どおり、r47を通っていけばほぼ確実にたどり着けるが、ここは、やたらカーブの連続する車道を極力通らないショートカットルートを開拓する。

岩船区公民館から100mほど進めば、浄瑠璃寺への車道(r752)が分岐する。狙うショートカットは、ここから浄瑠璃寺方面に200mほど進んだ畑垣外集落から入る。ちょうど岩船観音寺跡からの山道が下りてくる所だが、後で調べたらこれもショートカットだった(汗)。

畑垣外集落
ここからショートカット作戦開始
観音寺跡への道
ここから岩船寺方面にショートカット可

さて問題の道は、一応コンクリートは敷かれてあってちょっと安心したが、とりあえず地図に載ってない分岐が2箇所ぐらいあって焦る。こういう場合、道がなくなるより分かれる方が始末が悪い。極めつけが3方向の分岐で、見た目確かそうな、カーブミラーのある真ん中を選ぶ。カーブミラーがあるということは、少なくとも一時期は、ここを車両(軽トラ?)がかなりの高速で通っていたことを意味する。

木津川眺望
夏期なら夕景スポットかも
Y字路
GoogleEarthだと左の道の方が確か
三叉路
真ん中進んで失敗

路面はいよいよ土と落ち葉と木の枝に変わる。山を下りるほど怪しくなる道というのも珍しい。よく見たら、まだコンクリートの舗装は続いていて、それに土砂が積もったという道。その道が、ほとんど谷底に下りたところの廃畑でぷっつり途切れる。地形図の破線は、ここから沢の流れる方向に続いているのだが…? おそらく同じ地形図を見たであろう誰かが沢まで下りた形跡は認められる。私ももし単独だったら突っ込んだかもしれないが、初心者同伴で何メートル続くか見当がつかない道なき道を進むのは厳しい。

やむを得ず、日没が迫る中を300mほど、例の3分岐まで戻る。地形図の破線の道は、自信がないという意味に違いない!? 装備が不充分ならおとなしくr752まで戻っていたかもしれないが、ヘッドライトとGPSが生きていれば、仮に真っ暗になっても戻ることはできる、と、左の道に入る。こちらは舗装はないものの、軽自動車の轍跡がはっきりついた道である。しかし、元々の破線があてにならないとはいえ、空白の地域を歩くのは何とも心細い。

大久保の田んぼ

現役の田んぼが見えた

途中さらに分岐らしいものはあったが、先ほどの谷に下りる方向に進んでいくと、谷底まで直線距離で100mというところで、ついに左右から伸びる笹に行く手を阻まれる。少し進んで事態が回復しなければ、諦めてr752まで戻ろう、と思ったところで、眼下に現役の田んぼを発見。ということは、少なくとも人里まで行ける道があるということを示している。

とにかく、なんとしても田んぼまではたどり着く、と最後の気合いをいれた割にはそれほど障害なく、問題の沢に再び到達。で、田んぼの向こうに格段に立派な道を発見。しかも沢の上流に向かって伸びている。これはもしかして、さっき追い返された沢で少し頑張っていれば…とも思うがこれは結果論か。機会があれば、逆方向から攻めて確かめたいところ。なんにせよ、田んぼが見えるぐらい明るさが残っていて助かった。ヘッドライトだと足元は照らせても、田んぼは発見できない。

道路改修記念碑

ここから浄瑠璃寺に行ける

ということで、1回のミスコース?を代償に、山道の開拓には成功したが…南加茂台団地に向かう途中、西小~九体寺(=浄瑠璃寺)間の道路改修記念碑に出会う。ということは、ここから浄瑠璃寺は、かなり程度のいい道路なのかもしれない。やっぱり岩船寺→浄瑠璃寺の順番にしとけばよかったかも!?

あとは、南加茂台団地の東端を通り抜けて、加茂駅までまっすぐ。

まとめ

前節でちらっと書いたように、柳生街道から両寺を訪れて加茂に抜けるハイキングにあたっては、岩船寺→浄瑠璃寺の順番が望ましい。

本日のハイキングの最終版で見つけた浄瑠璃寺改修道路は、どうも墓地があるだけで見所は少ないみたい。やっぱり浄瑠璃寺からは、首切り地蔵からプラネタリウム方面に下りて、大門の最大級の石仏を拝むか、ノーマルに府道沿いの石仏群を拝みつつ下りるかのいずれかがおすすめルートになるだろうか。

しかし地形図に載ってない道がやたらあった。いつか歩き潰してみたいが、そうやって行ったら際限なく分岐が発生してどうしようもなくなるような気もする。

距離高低図

本日の距離高低図


時間高低図

本日の時間高低図

2011/01/09 23:36 | カテゴリー:おさんぽ, ハイキング, 写真 | コメント(1)

宮島初詣

獅子岩と瀬戸内

弥山登山路から獅子岩

日本海側は大変なことになっているが、瀬戸内は比較的大丈夫と踏んで宮島口までのドライブに出かける。

現地の混雑を警戒して、宮島SAで昼食。廿日市市街よりだいぶ手前なのに宮島SAを名乗っていいのか!? と思ったら、天気がよかったのも手伝って厳島全体が見えた。これを見て、厳島神社よりも弥山に登ることに決定。

下り線の展望台に、ミニ大鳥居を発見。どうやらここから拝めば、高速代を余分に払わずに宮島を参拝したことになる、のかもしれない。

厳島
宮島SA(下)より厳島全景
宮島SA(下)展望台
宮島遙拝
宮島SA展望台
ニセ大鳥居!?

新幹線沿いの裏道から、競艇場前の駐車場に回り込む。桟橋近辺の混雑は思ったほどではなかった。フル稼働の渡船に乗って、宮島に上陸。

JR連絡船
大鳥居前を通過するJR連絡船
弥山
桟橋より弥山
厳島神社参道
人出は思ったより多くない

時間は干潮を少し過ぎたあたり。人は多いものの、一般人が歩くペースで進めていたが、人が何十人か干潟に下りている入り江の入り口を曲がったところで大行列に出くわす。厳島神社社殿の入場制限とのこと。

大鳥居
大鳥居が見えてきた
大鳥居
干潮すこし過ぎ
社殿に向かう行列
社殿は入場制限中


千畳閣から厳島神社社殿
千畳閣から厳島神社社殿
千畳閣の屋根
千畳閣の屋根
五重塔
神社なのに五重塔

今回は社殿はパスして、豊国神社経由で紅葉谷へ。脚力に幅のあるグループにつき、ロープウェイで獅子岩まで登る。ロープウェイのくせに移動中の案内も何もないとの指摘があったが、循環式で定員8名のゴンドラにそんな物は期待できない、と思ったら、足下にコイン式の音声案内を発見。機能するのかどうかは不明。

宮島ロープウェー
今回はロープウェイ登山
音声案内
音声案内は有料
榧谷駅
榧谷駅から獅子岩駅

弥山
獅子岩から弥山
弥山展望台
弥山展望台アップ
大奈佐美島と小黒神島
大奈佐美島と小黒神島

江田島
獅子岩から江田島
榧谷駅
榧谷駅・廿日市市街
広島市街
獅子岩から広島市街

この時点で15時。獅子岩までラクはしたが、弥山山頂まではさらに往復1時間必要。計算外なことに、駐車場に門限(18時)があったので、万が一なにかアクシデントでもあれば危ない時間帯である。

ここは安全のため、獅子岩で満足するメンバーを残して、有志のみで山頂に向かう。あとで気づいたが、クルマのキーは私が持ったままだったので何にもならない。

志願しただけあって、標準タイムよりもかなり速く、弥山本堂を参拝してから山頂に到着。ちょうど雪がちらつく中、周囲の景色をひととおり楽しんで下山。

弥山山頂
山頂の看板
くぐり岩
小雪がちらつく
獅子岩駅
弥山山頂から獅子岩駅

江田島
弥山山頂から江田島
厳島神社遠景
弥山山頂から桟橋と大鳥居
干満岩の案内
ニセ干満岩!?

帰りの弥山本堂は、大日堂を経由するルートを取ったが、その途中で弥山七不思議のひとつ、干満岩に出会う。なんでも海抜500mでありながら、岩の中の水が海の干満に合わせて上下するらしい。しかも塩分を含んでいるらしい、とのことだが、私が見つけたそれは氷結していてそれどころではないという状態だった。

実は本当の干満岩は、案内がかかっている岩そのものであり、くだんの水とはその横穴に溜まっている水である。塩分含んどるにしては見事に凍っとるやん、とツッこんだ私は、見事にダマされていたのであった。ダマされる人間は他にも多数いるらしく、案内板に矢印が補足されている、ことを帰宅後写真をチェックしているときに気づいた(笑)。

まあ、まじめにコメントすると、塩分含んでいるという問題を別にすれば、特に海とつながっているわけではなく、独立に月の引力に引っ張られているせい、ではないのかな。団体行動で、しかも門限を気にしながらだったので、それほど道草が食えなかったのがちょっと残念。

急ぎ気味に進んだおかげで、往復45分で獅子岩駅に戻る、渡船のタイミングの良さにも助けられて、商店街でひととおりお土産買って17:15にクルマで競艇場前を出発。

2011/01/01 23:12 | カテゴリー:おさんぽ, 写真 | コメント(0)

財田の名水

帰省早々に探検隊に編入される。今回のお題は『財田町(三豊市)に名水が出た』というのが何箇月かかけて聞こえてきたということで、その現場を押さえること。探索開始時点でわかっている情報は

  • 町役場(正:市役所支所)の近く
  • カメラの幟が立っているところでお金払って分けてもらう

だけ。

しかし私がコクピットをチェックしたときには、すでにカーナビの目的地がセットされていたので、だいたいの場所はわかっていると思ってそれ以上の下調べをせずに出撃したら、適当にセットしたとおっしゃる。

…で、結局ギブアップして、役場(だから正:市役所支所)近辺の現地人に聞き込んで、にもかかわらず1回間違った道に迷い込んだあげくに漸く発見。

財田の名水

意表を衝かれた形状

これまでの名水ポイントのイメージとは一線を画すそれは、県道から小型車がどうにか通れる程度の道を50mほど入り込んだ民家の庭先に、ブロックと鍵つきの扉で厳重にガードされていた。名前すら不明だったが、その名も『財田の名水』そのままやん。鍵はかかっているが管理者は近くにいない。かわりに扉に連絡先とおぼしき電話番号が書かれてある。連絡したら、県道まで下りてこいだって。

県道まで戻ったら、県道の向かい側に、確かに写真の幟の立った家屋を発見。どうやら訪れる順番を間違えていたらしい。ゴタゴタしていて冒頭のヒントのことをきれいに忘れていた。

香川県道5号

管理棟は県道の反対側

管理人から鍵を預かって、漸く名水をゲット。個人的には、水だけのために出かけるほど普段の水に不満があるわけではないが、目的を達成したことに満足して撤収する。あ、代金は払わんといかん。

で、帰って『財田の名水』を調べたところ、まったく検索できない。所在を訊ねた人地元人2人が2人とも、説明の要領はともかくとしてご存知だったので、あくまで地域レベルの名所という風情だが、まさかマスメディアで流すの禁止ではないやろな!?

2010/12/29 23:48 | カテゴリー:おさんぽ, 写真 | コメント(0)

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