RAID構成ディスクの引っ越し
新ミラーボリュームに大事なデータが入っていないうちに「ASUSマザーでもデータ保持したままミラーが構築できる」ことを確認する。
RAIDアレイを登録から外して、Fast Init=OFFとして再度登録したら、無事データが残っていた。まあHDDの中身自体(MBR含む)を書き換えない限りは当然の結果かもしれない。ただし「データを残したままアレイを組む」というのはメーカーは保証していない(少なくとも取説上ではデータが消えても文句は言えない)ので、自己責任で。
ところで、Fast Initと一緒に「Gigabyte Boundary」という設定項目があった。調べてみたら、メーカーのGIGABYTEに関わりがある、わけではなく「強制的にGB単位のサイズとみなしてアレイを組む」ということで、HDD1基だけ交換した時に、モデルの違いで微妙に容量が異なっていても同一サイズとみなせる機能だって。
ついでに試したら、OFFで最大1500.30GB、ONで最大1499.99だった。裏を返せば、必ず同一モデルでアレイを組む場合はOFFにしてやった方がちょっとだけ得をするということか。
私なりの理解では、ONにすると、このマザー上でHDD1基を交換しやすい反面、別のマザーに引っ越したときにGigabyte Boundary機能がない場合に、HDDの認識サイズが変わってしまってまずいことになるということなので、OFFとする。少なくとも今のところは、RAID1は同モデルでないと気になる人だし、現在の処理速度(HD映像が待てる時間でエンコードできる)で満足しているから。
ところで、サイズを変えた(変わった)場合は、やっぱりその内容をMBRに反映させるためにFast InitをONにするべきであろう。私の魔の手によって、容量がコロコロと変わってしまったが、MBRが更新されていないということは、OS側には変更が反映されていない大丈夫なのだろうか? 取説にあるとおり「RAID構成を変えた」場合は、やっぱりFast Init=ONにして更新した方がいいのではないだろうか? データはしぶとく生き残っていたが、まだ1MBも入ってなかった状態なので、これから大事なデータを書いていくうちにおかしくなったりしないだろうか?
MBRが変わっていないということは、BIOS自身は変動したHDDサイズを記憶しているが、OSから見たら、別に何も変わってないのかもしれん。
と思いつつ、データのコピーを進めていくのであった(オイ)。
とりあえず元データHDDを一時的にBDドライブのところに差しているが(つまりIDE)、とりあえずコピー初期に70MB/secとか出ているところを考えると、少なくともIDEの読み出しに極端な難はないようだ。そのうちバッファが一杯になって、書き込み側の速度に収束していくが、でかいファイルと細かいファイルでやけに速度差がある。先にRAIDXpertインストールしてキャッシュ設定確認した方がよかったかしらん。
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