WinDVDかPowerDVDか?
この問題、なんか今後事あるごとに再燃する可能性が非常に高いけど。
私としては「バルクドライブにやたらとバンドルしてくるPowerDVDは、品質面でやましいことがあるに違いない」という失礼な(ことを考えるユーザもいるということですご諒承ください)ロジックで、黙々と店売りだけで勝負している(と思っていた)WinDVDを長らく使ってきたが、何のことはないWinDVDは出来合いPCの方にバンドルされていて、自作屋の私が目にする機会がなかっただけのことなのであった。
PowerDVDは、2003年ぐらいにちょっと使って、すぐ落ちるとかの理由で諦めたことがあったが、結局これも濡れ衣だったし、そもそも5年以上前のバージョンは現行の品質とはほとんど無関係であろう。結局両者は横一線という評価である。
そんな中でWinDVDを使い続けていたのは、単にアップグレードだと安いからなのだが、ここへきて考えを改めるに至った。
まあ小さなことかもしれないが、ディスク(たぶんBDのみ)の再生で「プログレスバーが動かせない」「チャプタが移動できない(トラックは動かせる)」という不具合が前バージョンからあって、現バージョンになっても修正されないことに対してネットでかなり幻滅の声が上がっていたのだが(たとえばAmazonのレビュー参照)、気のいい私は「まあメジャーバージョンアップは修羅場だから後回しにされたか」と考えていたところ、本日のマイナーアップで修正されてなかったことで、漸く乗り換えを検討することにした。
うーむ、悪に染まって、おっと失礼、買収されてウデが落ちたか。まあメジャーアップで直っていることを勝手に期待して、試用もせずに(試用版はどっちみちBD非対応)いきなり買っちゃった私も悪いか。刑法でいうダマされ罪というやつだ(ウソです)。
一応BDの仕様の可能性もあるので、今度は慎重にPowerDVDを試用、プログレスバーもチャプタも動かせることを確認した。WinDVDさようなら。
でもPowerDVDって、最上位版しかBDに対応してないのが泣かせるね。まあTAW4の出すイメージは悪くないことは判った以上、チャプタ移動は乗り換えたらいつでもできることになる。となると、それほど急ぎの用事でもない。