宮島初詣
日本海側は大変なことになっているが、瀬戸内は比較的大丈夫と踏んで宮島口までのドライブに出かける。
現地の混雑を警戒して、宮島SAで昼食。廿日市市街よりだいぶ手前なのに宮島SAを名乗っていいのか!? と思ったら、天気がよかったのも手伝って厳島全体が見えた。これを見て、厳島神社よりも弥山に登ることに決定。
下り線の展望台に、ミニ大鳥居を発見。どうやらここから拝めば、高速代を余分に払わずに宮島を参拝したことになる、のかもしれない。
新幹線沿いの裏道から、競艇場前の駐車場に回り込む。桟橋近辺の混雑は思ったほどではなかった。フル稼働の渡船に乗って、宮島に上陸。
時間は干潮を少し過ぎたあたり。人は多いものの、一般人が歩くペースで進めていたが、人が何十人か干潟に下りている入り江の入り口を曲がったところで大行列に出くわす。厳島神社社殿の入場制限とのこと。
今回は社殿はパスして、豊国神社経由で紅葉谷へ。脚力に幅のあるグループにつき、ロープウェイで獅子岩まで登る。ロープウェイのくせに移動中の案内も何もないとの指摘があったが、循環式で定員8名のゴンドラにそんな物は期待できない、と思ったら、足下にコイン式の音声案内を発見。機能するのかどうかは不明。
この時点で15時。獅子岩までラクはしたが、弥山山頂まではさらに往復1時間必要。計算外なことに、駐車場に門限(18時)があったので、万が一なにかアクシデントでもあれば危ない時間帯である。
ここは安全のため、獅子岩で満足するメンバーを残して、有志のみで山頂に向かう。あとで気づいたが、クルマのキーは私が持ったままだったので何にもならない。
志願しただけあって、標準タイムよりもかなり速く、弥山本堂を参拝してから山頂に到着。ちょうど雪がちらつく中、周囲の景色をひととおり楽しんで下山。
帰りの弥山本堂は、大日堂を経由するルートを取ったが、その途中で弥山七不思議のひとつ、干満岩に出会う。なんでも海抜500mでありながら、岩の中の水が海の干満に合わせて上下するらしい。しかも塩分を含んでいるらしい、とのことだが、私が見つけたそれは氷結していてそれどころではないという状態だった。
実は本当の干満岩は、案内がかかっている岩そのものであり、くだんの水とはその横穴に溜まっている水である。塩分含んどるにしては見事に凍っとるやん、とツッこんだ私は、見事にダマされていたのであった。ダマされる人間は他にも多数いるらしく、案内板に矢印が補足されている、ことを帰宅後写真をチェックしているときに気づいた(笑)。
まあ、まじめにコメントすると、塩分含んでいるという問題を別にすれば、特に海とつながっているわけではなく、独立に月の引力に引っ張られているせい、ではないのかな。団体行動で、しかも門限を気にしながらだったので、それほど道草が食えなかったのがちょっと残念。
急ぎ気味に進んだおかげで、往復45分で獅子岩駅に戻る、渡船のタイミングの良さにも助けられて、商店街でひととおりお土産買って17:15にクルマで競艇場前を出発。
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