KIS2012 v. TrackballWorks
Kaspersky Internet Securityを2011から2012に上げてみたところ、Webブラウザからエクスプローラに至るまで、ことごとくスクロールができなくなって非常に焦る。そういえばKensingtonが絡むのは今回が初めてだ。
最終的に、KISとTrackballWorksをいったんアンインストールして、KIS→TrackballWorksの順に入れ直したら無事復旧。インストールの仕方で入力がコケるのは理解しがたい。なんかKIS側で「Kensingtonをインストールしてきたら…」なんて特別なパッチをしかたなく当ててそうな気がする。
今回は、割と単純な対処で復旧できたが、まあキーボードから文字を打ち込んだりマウスカーソルを動かしたりするのって、当然のように見えて結構奇跡的なのかもしれない!?
ちなみに、KISとTrackballWorksの相性に関しては、ネットではドライバのインストールの時にコケる問題しか見当たらなかった。インストールに関しては、少なくともうちは大丈夫だったんだけど。
ただし、KensingtonでKISが出すウィンドウを操作できない不具合はまだ残っている。以前のバージョンで、ドライバ関連を監視対象から除外したら回復したような情報があったが、今回はハズレ。
Logitech SetPoint+SetPointPlusで、UACが絡む画面でクリック不能になったのが、Logicoolトラックボールを手放した理由のひとつ(ちなみに最大の理由は『無線』であること)だったのだが、その悪夢が再びという次第である。
やっぱりKensingtonが左クリックとかをあまり一般的でない信号にしている可能性が高いが、さてUACの時みたく、その時だけ別のマウス繋いで操作するというのも業腹だ。KISには、Kensingtonで正しく操作できるようにとまでは言わないにしても、せめてキーボードですべての操作ができるような見せ方をしてほしいものである。
今でもTabやらカーソル移動キーで選べなくはないが、フォーカスポイントが出ないので、ほとんどカンで操作するしかない。正反対の選択肢が隣り合っていたりするので非常にオソロシイ。
というわけで、まずすべての選択項目にフォーカスポイントを表示してみてはどうでしょう? って、一応要望上げてみるか。