Fedora16インストールまで
休み返上してサーバのセットアップ。
PCの動作確認まではあっさり終わったが、さて今度のサーバは仮想化したものか、昼前まで悩む。
仮想化すれば、計算機が壊れてもOSの再セットアップなしにすぐゲストOSイメージが引っ越せるが、仮想NICでPPPoEできるのかどうか、できても速度面で未知数だったのと、万が一ゲストOSのイメージがRAID1で防ぎようのない要因で(平たく言えばOS含めたソフトのバグで)壊れた場合に備えて、データも含めてゲストOSのイメージを丸ごとバックアップせざるを得ないことを考えると、二の足を踏んでしまう。
結局、コールドスタンバイのバックアップサーバを別途用意する条件で、今回はリアルPCで動かすことに決定。サーバ交換なんて年1回あるかどうかなので、そのぐらいの手間は惜しむべきではないだろう。
ところが、どうせ大半をyum installするからということで、NetInst版のインストーラしか用意しなかったが、それに不可欠なPPPoEの設定でハマる。ログイン名とパスワードはわかるけど、その間にあるサービス名ってなに!??? 空白ではダメなん!? 認証方式ってなに!?
というわけで、DVD完全版を持っていて一番新しいFedora11を仮インストール。どうせサーバ自体は何年も使うので、あわよくばコイツで正式運用させられんかと一瞬思ったが、USB3.0(に繋げる予定の新データドライブ)が見えないのと、オンボードのNICが認識しないためさらに1枚NICをつけなければならず往生する。
とりあえずルータ機能限定でメインPCの通信を復活させて、Fedora16のDVDをダウンロード。DVDを焼いた時点で速やかに放棄。
で、やっとFedora16が入ったと思ったら、UIDが1000から始まるようになって、一手間増えてしまった。
yum installで必要なモジュールはひととおり入ったが、今度はメインPC含むクライアントからのforwardができない。iptablesをいろいろいじっているうちに、サーバから外部も見えなくなってしまう(汗)。
iptablesを一時的に無条件で通すようにするとか、原因を絞り込むべきところだが、本日はこれで時間切れ。Fedora16って、SELinuxとかフォワーディング許可のオマジナイ以外に何かやらんといかんことができたのかな? こういう時にネットに繋がらんのは厳しい。
よく考えたら、本日の作業は、ネットが繋がっていれば、DVDのイメージはすぐに落とせたし、PPPoEやらでハマることもなかったし、本来無用の作業ばっかりなのであった。仮想にせよ何にせよ、予備サーバは現役のサーバが無事なうちに作っておくべきである。それ以前に、昔使っていた有線ルータが所在不明でさえなかったら(^^;
ところで、メインモニタがREGZAになったことで、万一の際にアナログVGAを確保するため、でもって平時はフライトシム用の計器専用モニタとして使うために購入したSVGAのLCD-8000Vは、Fedora16のセットアップがXGA以上を要求しているらしく使えなかった(セットアップ後のランレベル3なら作業可能)。新しいマザーがオンボードでHDMIを出していたため事なきを得たが、そんなわけでうちの計算機は全部HDMIが使えることになってしまった。でもって、フライトシムの計器専用モニタには、後継とおぼしきWXGAのLCD-10000Vを採用しそうな気がするので、保険のはずのLCD-8000Vは掛け捨てで終わりそう(^^;
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