情報処理技術者試験だ
実はこれまでIPAの資格試験は受けたことがなかったが、自分の意見を通す(他の選択肢を黙らせる)には、そういう客観的な、そして職場で何人もいない実力の指標を持つことがほぼ不可欠(もちろん資格があるから自分が正しいなどと言うつもりはないが)なのと、そもそもちゃんとした意見が言える裏付けが身につくのは悪いことではないと考えを改めて、今年度からIPAに限らず意識して取りにいっている。
本命のスペシャリストは来春なので、今回は予行演習と、あわよくばそれ以降も含めた「午前I免除連鎖」の起点になることを狙ってAPを受けに行った。
正直、直前まで対策どころでない状況だったので、まあ最悪、雰囲気に慣れるだけでもいいから何か得て帰ろうと思っていたら、午後問題のうち5問ぐらいが、まさにこれまでのサバ管とかの下積み(!?)でやってきた内容そのままでびっくり。
APって昔のソフトウェア開発技術者の後身だと思っていたけど、もしこういうシスアドもしくはSE系の傾向が今回限りだとしたら、私にとっては望外の追い風である。というかここで取っておかないと次はない(どっちみち来春はスペシャリストを受けるから)。それだけに計算ミスやカン違いでコケていたら痛すぎる。
それより午前は取れているのか!? 過去の貯金だけで臨んだ私としては、マネジメント/ストラテジ系のヨコ文字用語が全滅してないかどうか心配だ。
まあ合否はどうあれ、直接儲けにならんことでも、身につけていたら必ずどこかで役に立つと思ったものである。最近周囲がそれを否定する方向に動いているような気がするので、ちょっとだけ心強くなった。まあ受かってもやっぱり儲けにはならんけど(笑)。
ところで、今回の試験会場は、交通手段の限られる(=混雑する)隘路にあった。おまけにアパートからは観光シーズンたけなわのオールドキョートを通り抜けなければならない。前泊しないと受けられない条件の人には失礼だが、正直ここなら、所要時間的にも大阪とか奈良とか(奈良ってあったっけ?)の方がよかったように思える。
試験会場って決まっているのか? 申込時の指定は「京都」までだったが、京都で複数あってどこになるかわからないということなのか、詳細な場所は公式には秘密ということなのか(という可能性も考えたので、ここでも具体的な場所は秘密)、ちょっと興味があったりする。というわけで、来春もう1回京都で受けて、もし同じ場所だったらその次は場所を変えることにする。