DVD-R
AVCHDの光学円盤化を頼まれた。ただしBDは不可とのこと。
これはDivXに初挑戦か!? と思ったら、TAW4のヘルプによると、家庭用デッキはDivX対応といってもたいていSD(「ホームシアター」と言っている)までらしい。DivXって適当に作ったら、再生が保証できるのはPCぐらいと考えた方が良さそうだ。
で、SDということは、普通のDVDVideoとは圧縮率しか違わない。依頼人は2時間ぐらいと言っていたが、実際にTAW4にロードしてみたら45分程度だった。こりゃMPEG2をDVDVideo規格いっぱいの低圧縮にしても1層DVDでお釣りが来るか。安全な方を作るに越したことはない。
他方、デッキでHDを確実に観るには、やはりBDが必要ということか。せっかくのHD作品なんだから、解像度を保持したやつを永久保存するべきであろう。ということで、やっぱり数年後の再生されることを期待して、BDをサービスで作ってあげることにする。
なんかDVD-RDLでも収まりそうなサイズなのが気になったが、実際はDVD-RDLよりBD-Rの方が安いのでこれを錯覚的貧乏性という。
私が今までDivXになびかなかったのは、単に頑固なだけだったのだが、圧縮率を考えないといけないほど長時間のビデオを扱ったことがなかったせいもある。考えたら、メリットがリスク(再生機器を選ぶ?)よりもっと大きかったら、もっと普及しているはずだ。そういう意味では、想定する再生機器は自分のPCだけでよいというユーザには、BDを導入するまでは有用なフォーマットかもしれない。
まあ、勉強にはなった。