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日吉130km

11月3日、丹波高原ロードレースの応援に便乗して、R477の走り潰しに出動。

ぶっちゃけ、こういうきっかけでもないとあの恐ろしい老ノ坂を越える気は起こらないものだが、今回は丹波道無料化なんていうイベントが発生中なので、もしかしたら自転車に優しい(易しいの誤りではない)峠になっているのではなかろうか、と期待して、既にレギュラーと化しているD700を背負って出発した。

伏見→丹波町

朝8時台という時間帯ということもあって、沓掛からトンネルまで1台のクルマにも抜かれない(というか下り線にクルマを見かけない)という快挙を達成した。さすが無料化と感心する。

亀岡に降りてからは相応の交通量だったが、終盤の観音峠も含めて、それほどコワい思いをせずに競技場に到着した。が、それ以上に出発が遅かった(二度寝した)せいで、到着時刻はレーススタート15分前。こりゃ知り合い探すのは無駄と判断して、10km折り返し点に移動。

丹波高原ロードレース10km折り返し

選手を撮るのは自粛しました

私としては穴場と思っていたけど、近所の家のご家族が総出で(手製のハタなんか作って)出てきたので、たちまち人出が9倍に膨れあがった。これではTV中継が来ても目立てない(来ません)。

聞いた話、交通規制とかのボランティアも、最寄りの家の方なんだって。迂回路のビラの束を抱えていたけど、ハーフ含めて競技中にやってきたクルマが5台だったりして、あとはほとんど寒い寒い言いながら開店休業状態だった。うん走るには絶好の気候だったと思う。私も薄手のジャンパーとか用意しときゃよかったと思ったことが6回ぐらいあった。

さて、10kmの方はジャミーさん夫妻が宣言どおりやってきた。もし2人揃ってやってきたら写真に撮るつもりだったが、ダンナが4分も置いて走ってきたのでパス。残念でした。

ハーフの方は…? こっちも室長夫妻が走るはずだったけど見かけられず。馬群に沈んで見つけられんかったか? まさか関門に引っかかるはずはないんだけど。一応最後尾まで見届けて撤収。いやあ身体が冷えた。

丹波→日吉

丹波の道の駅でお昼でもと思ったら、スーパーと一体化していたみたいなのでトイレ休憩のみ。家から持ち出した菓子パン1個で出発。ルートは日吉に抜ける府道80号(初見)。

平地が途切れたところで突然+30mの坂道が現れて焦るが、それを登り切れば、あとはゴルフコースに挟まれた1.5車線の道を市町境の峠までゆっくり登って、あとはJR山陰線踏切まで単調に降りる。クルマにもそれほど出会わず、スムーズに走り抜けられた。

日吉中心部から日吉ダムは、当然ながらダムと同じ高さだけ上らなければならない。既にいいかげん消耗しているので、+50mをゆるゆる登る。

日吉ダムは実に9年ぶり。紅葉のシーズンには少し早いか? と思ったが、ダム東側の並木はいい感じに色づき始めていた。今回はダム内の見学は見送り。

日吉ダム西詰より放流側
ダム西詰より放流側
日吉ダム西詰よりダム湖
ダム西詰よりダム湖
日吉ダム東詰の並木は色づきはじめ
ダム東詰の並木

ダム湖東からダム方向
ダム湖東からダムを望む
晩秋の日光を写す湖面
対岸の府道を望む
世木ダム
9年前は中洲はなかった

日吉→八木

ダム湖と桂川北岸を、9年前と同じR477出合地点まで走る。この区間はやたら自転車に出会った。桂川CRか(笑)。といっても、今回は要所でザックひっくり返して写真撮ったりなんかしていたので、もっぱら追い抜かれてばっかり。やっぱりSLR背負って遠出は、重量以上に手間の面ででかいハンデがある。

桂川区間はものの5km程度で終了して、問題のR477に到達。標識に小浜と五条天神川が並んでいるのに一瞬考え込んでしまった(笑)。いや決して間違いではないが、なんとなく新鮮に見てしまう。

R477合流点標識
右側が未踏破区間
宇津峡方面
R477から宇津峡方面

幸いにして、時間も体力も食料もなんとか保ちそうだったので(カロリーメイト1箱だけでか!?)計画どおり右方向の未踏破区間に突入。

R477の山道

左も絶壁、右も絶壁

実はこの道、標高とか事前に調べていなかった。進みはじめてものの500mで、クルマの離合困難で、両側が杉林あるいは絶壁な道と化した、までは驚かなかったのだが、5kmにわたって+150mの坂道がダラダラ続くとは思わなかった。どこまで続くのか? Colorado300には答えが書いてあるけど、走りながら確かめるのは困難。いや実際にいっぺん走ってみないと判らないかも。

神吉峠(仮名)

峠から神吉方面

それにしてもこの国道、今さら言うのも何だが「とにかく同じ番号をたどっていけば路線上の経由地あるいは終点に行ける」という最低限の(一応頼れる)機能しか持っていない、まことに男らしい道である。

さて神吉上の三叉路を越えたら峠(とりあえず神吉峠と言っておく)はもうすぐ。結局観音峠より100mも高かった。これまでしんどかった分まとめて休む、が、ものの数分で身体が冷える(笑)。

休憩中、反対側から自転車がやけに元気よく登ってきたので感心していたら、その方向へ30mも降りないうちに、やけに真っ平らな田園風景を発見。私ゃ150mから登ってきたはずなのにこれはないやろう(何が!?)。

正体は神吉集落。実に標高300mの田園地帯である。平らなところは極力田んぼにして、家は斜面に建てているのがちょっとおもしろい。

神吉の田園地帯
天空の田んぼ
神吉集落
極力平地を避ける家々

R477は平地の北の端を通っているが、日吉ダムにまっすぐ向かう府道50号は、田んぼのど真ん中をR477と並行して突っ切っている。水尾峠(同じく府道50号)から下りてきた場合、特に高度に気をつけていない限りは普通の平地に見えるので、この地形の特異さに気づかないかもしれない。そういった意味で、自分基準のひみつ基地度はかなり高い。

神吉下で府道50号に合流してから廻り田池(神吉池)までは9年前も通った区間だが、さてその廻り田池で思案する。今回のR477トレースはここまでにして水尾峠に向かうか、八木まで下りて往路と同じ老ノ坂を越えるか? 結局今日通った道を避けるよりも、目前の未踏破区間を走る興味が勝って、八木に向かうことにした。あと、水尾ルートだと、嵯峨鳥居本にたどり着くまで手持ちのカロリーメイト1箱以外当てにできないスリルも味わえるところだったから(笑)。

廻り田池
廻り田池はすっからかん
水尾峠分岐
右側がR477未踏区間

下り坂にかかって再び谷の土手っ腹を突っ切る道となったが、神吉までと違って谷側はわりと開けていて圧迫感は感じない。圧迫感といえば、道幅もダンプと二輪がすれ違える程度には広くなっている…ってダンプがひっきりなしにやって来るやんか(汗)。えらい所に迷い込んでしまった(迷ってません)。

色づきはじめる絶壁

四輪ではたぶん撮れません

そんな中、対岸の絶壁を撮った写真がこれ。たぶん二輪だからこそ撮れる写真である。四輪を停めて撮るのはちょっとお薦めしない。理由は上に書いたとおり。

山を下りきるまでは、少なくともダンプに追いつかれることはないと思うので、下りとしては問題ない区間かもしれない(ただし対向車には充分注意)。反対に登りは…走りたくないなあ(笑)。

八木→伏見

そんなわけで、桂川を渡って商店街を抜ければ八木駅前、R9に到着。頑張って走った割には、往路の中間点より向こう側まで戻された気もするが(笑)、R477はここから園部までR9と重複する。つまり次回は、やっぱり観音峠の手前までは行かなければならない。ひとまず今回は京都方面へのんびり進む。

大堰橋から桂川下流
大堰橋から桂川下流
八木駅前
本日のトレースはこれまで

やはりこの時間帯は、老ノ坂まで相応に交通量は多かったが、まあ老ノ坂上り線は路肩に比較的余裕があるので、へばっていても追い越し車を気にせず登れるのが助かる。

洛西ニュータウンの並木

洛西ニュータウンの夕暮れ

洛西ニュータウンの並木も色づき始めていたが、西山のおかげで夕焼けより先にみるみる暗くなってしまうのが贅沢な難点であろうか。

よく考えたら、京都市内から峠越えて出かけて、曲がりなりにも明るいうちに盆地の内側に戻ってこられたのは非常に珍しい。珍しいといえば、結局本日はお金1円も使わなかった。これもある意味快挙かもしれない!?

というわけで、次回の西方面はついに終端の川園線に突入予定。ぼちぼち通行止め直るかな?

距離高低図

本日の距離高低図

2010/11/04 01:03 | カテゴリー:おさんぽ, 写真, 自転車 | コメント(0)

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