亀岡危機一髪、または身から出た大冒険
亀岡の運動公園で体育館借りてバスケ練習するというので、集合場所まで7km走るよりは、最寄りの駅から現地に2.5km走ったほうが話のタネになると判断して、二世改ではなくTRANSITで輪行を試みる。あと、いつも加舎の里CCに向かう途中に見かける運動公園を、全く別のルートからうろちょろできたら楽しかろうということ。というわけで望みどおりたくさんのイベントが起こった(苦笑)。
最初の間違いは、道の確かな亀岡駅ではなく単純に距離の近い並河駅を下車駅に選んだこと。これは間違いというより望んでそうしたものだが、最短距離とおぼしき犬飼川の土手を走ったら、途中からダートになったのは想定の範囲内として、体育館の直前でお地蔵さんに行く手を阻まれてプチ迷子になる。
結局、前方に歩行者専用橋らしきものがあるのに期待して、反対側の土手(やっぱりダート)に回って事なきを得たが、ゼンリン電子地図帳で下調べした限りでは、はじめの土手沿いにまっすぐ行けば運動公園に入れることになっているので、そこで代替ルートの検討をストップしてしまったのが最初の以前の間違いかもしれない。
なので、解散後の帰りは反対側の土手から帰ろうとしたら、ダートどころか腰より高い草むらの中を、轍を探しながら突っ切る羽目になる。この時間帯の嵯峨野線は、1本乗り過ごしたら30分待ちなので、見通しの立たないルートを突っ切るよりも、賢明に撤退する方を選んだところ、脱出したところで、サドル下にくくりつけていた自転車の袋を落としていることに気づく(汗)。
というか、本当に賢明ならば、真っ暗の草むらに200mも入り込んだりしない。
裸では(←自転車のことです)電車に乗せてもらえない、従ってTRANSITを捨てない限り本日中に帰れないので、仕方なくライトだけ持って、本来する必要のない捜索に再突入。幸いにしてライトの光の届くところに落ちているのを発見・回収に成功。
とりあえず最悪の事態は免れたが、おかげで30分、並河駅周辺を散策することになった(笑)。できれば本日敢行した一連の冒険は、明るいうちにやりたいものである。
そう一連の冒険は、真っ暗闇の中でライトを頼りに行われたもの。もちろんColoradoは持ってきていたが、電源を入れるほど気分的には追い詰められていなかったし(本当の終電までまだ2本あった)、だいいち輪行袋の捜索には無力だし、所持金もICOCAを除いたら2000円だったし、野犬やら冬眠前のヘビやらに襲われたら孤立無援だったし、輪行袋が見つからないケースも、ライトのバッテリーが上がるケースもあり得たし、考えたら、パンツがひっつき虫だらけになりながらも本日中に帰れたのは大ラッキーと思うべき状況だったかもしれない。
あとで調べたら、誤って突入した草むらの道は、先で別の川と合流するということで、道どころか陸地ごと袋小路なのであった。地理がうろ覚えだとえらいことになる。
コメントフィード
トラックバックURL: http://iwashi06.dai-mine3.net/2010/11/28/%e4%ba%80%e5%b2%a1%e5%8d%b1%e6%a9%9f%e4%b8%80%e9%ab%aa/trackback/